東京円、11銭安の1ドル=149円45~47銭…トランプ関税へ警戒感和らぎ長期金利上昇

2025年3月5日(水)18時48分 読売新聞

日本銀行本店

 5日の東京外国為替市場の円相場は、前日(午後5時)に比べて11銭円安・ドル高の1ドル=149円45〜47銭で大方の取引を終えた。

米国の関税政策に対する警戒感が和らぎ、米長期金利が上昇した。日米金利差の拡大が意識され、ドルを買う動きが出た。日本銀行の内田真一副総裁が5日、静岡市内で行った講演で、追加利上げに関する踏み込んだ発言がなかったことが円売りを誘った面もあった。

 対ユーロでは、2円82銭円安・ユーロ高の1ユーロ=159円51〜55銭で大方の取引を終えた。

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