日揮グループが、相鉄グループのまちづくりに参画

2024年3月13日(水)12時17分 PR TIMES

〜ゆめが丘の集客施設と病院を拠点に、資源循環とヘルスケアの両分野で貢献〜

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO 佐藤 雅之、以下:日揮HD)は、相鉄グループが本年7月に開業する相鉄いずみ野線 ゆめが丘駅前の大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」(横浜市泉区)を拠点として、SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の原料となる廃食用油の回収や衣類回収を通じた循環型社会への取り組みを開始することに加えて、国内EPC事業会社の日揮株式会社(代表取締役社長執行役員 山田 昇司、以下:日揮)が、ゆめが丘ソラトスの隣接地に設計・施工した医療法人社団鵬友会(理事長 池島 秀明)の「ゆめが丘総合病院」と「健診プラザ」(本年4月開業予定)において、地域住民向けデジタルヘルスケアの新サービスを提供することをお知らせします。

1. 背景、目的
「ゆめが丘から生まれるローカルライフ、住まう・働く・訪れる。すべてのひとに届く、自分らしい“毎日”と深まる“満足”」をコンセプトとする「ゆめが丘ソラトス」と周辺地域において、相鉄グループは地域住民と一体となって協力し、循環型社会への取り組みを推進することで、「サステナブル」な社会を体現できるまちを目指しています。
日揮HDは、循環型社会の実現に向けて様々な資源循環関連技術の開発や事業化を進めている点が、相鉄グループにおけるゆめが丘のまちづくり構想に合致し、このたび参画に至りました。
また、日揮は、ゆめが丘総合病院の設計・施工を手掛けたことを機に、相鉄グループならびに鵬友会と連携しつつ新たな健康Webサービスの開発を進めてきました。
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2. 概要
ゆめが丘ソラトスにおいて、飲食店から排出される廃食用油を原料としたSAF製造および衣類回収を通じた再資源化の取り組みを行います。加えて、日揮が設計・施工したゆめが丘総合病院、健診プラザと連携し、日頃から地域住民の健康を管理できる仕組みとして「クラウド健診データ管理システム」を提供します。詳細は次の通りです。


l 飲食店の廃食用油をSAFに再生
SAFは、使用済みの食用油や植物など、化石燃料以外から製造される持続可能な航空燃料のことで、化石燃料由来の従来ジェット燃料に比べ、ライフサイクルでのCO2排出量を大幅に削減することが出来ます。ゆめが丘ソラトスの飲食店などから排出される廃食用油を回収し、SAFに再生する取り組みを株式会社レボインタ—ナショナルと実施することでCO2排出量の削減に貢献します。


日揮HDはコスモ石油株式会社、株式会社レボインターナショナルとともに国産SAFの製造会社である合同会社サファイアスカイエナジーを設立し、大阪府堺市のコスモ石油堺製油所構内で我が国初となる本格的な国産SAF製造プラントの建設を進めています。本年中にもプラントを完工させ、2025年初頭から国産SAFの供給を開始する予定です。なお、本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択※を受けた助成事業です。
※ NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
[画像2: https://prtimes.jp/i/65135/187/resize/d65135-187-0a7c66b5d2140f8fd561-2.jpg ]

l 衣類回収を通じた再資源化
ゆめが丘ソラトス内に、IoT機能を持つ衣類回収ボックスを設置し、通常は焼却処理される衣類を回収し、再資源化(リユース/リサイクル)する取り組みを行います。
本取り組みは、ITの活用を通じて「服を捨てない」ということが当たり前とされる社会を作りたいという想いから立ち上げた"ちょっといい"ことを習慣にする衣類回収サービス「するーぷ」という活動です。自分にも社会にも"ちょっといい"ことである衣類回収を「する」、この行動がループすることで循環型社会の実現を目指しています。
※「するーぷ」ウェブページ:https://sales.suloop.biz/
[画像3: https://prtimes.jp/i/65135/187/resize/d65135-187-4414a09de39098eae423-3.png ]

回収した衣類のうちポリエステル由来の衣類については、将来的に株式会社RePEaT *が実現を検討中であるケミカルリサイクル技術(RePEaT PROCES)を活用したプラントで再資源化し、ポリエステル/PET製品の循環型社会を実現することを目指します。
*日揮HD、帝人、伊藤忠による合弁会社


l 「クラウド健診データ管理システム」の提供
日揮ならびに鵬友会は、ゆめが丘総合病院と健診プラザを地域医療の中核として、地域住民の健康増進のために定期的な健康診断の受診を推奨していく予定です。具体的には、ICTによって健康診断のデータを活用することで体調を「見える化」し、医療と「つながり」を持ち、健康を「守る」、新しい健康Webサービスに取り組みます。鵬友会は本年4月のゆめが丘総合病院の開業に合わせ、健診プラザでの健康診断受診者を対象に、クラウド健診データ管理システムを利用した日々の健康管理と健康相談のサービスを開始します。
日揮ならびに鵬友会は、ゆめが丘地区および周辺地域住民の健康を管理できる仕組みを構築し、「健康」になれるまちづくり、その先にある「ヘルスケアシティ」の実現を目指します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/65135/187/resize/d65135-187-5f45c98453e830f767bc-4.png ]

日揮グループは今後も、パーパス(存在意義)である“Enhancing Planetary Health”のもと、培った技術と知見を結集し、「サステナブル」かつ「健康」な社会の実現に貢献してまいります。


関連リンク:「ゆめが丘のまちづくり」特設サイト
URL:https://www.sotetsu.co.jp/future/yumegaoka/

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