小型・高トルク 産業用サーボモータが進化 新プロトコル「CM.BUS」と「ベクトル制御」でデータ伝送効率と制御機能を向上
2025年3月18日(火)15時17分 PR TIMES
当社は2024年11月1日に発売いたしました、産業用サーボモータ「BLA21-12R3-C01」の制御ソフトの機能追加のアップデートを2025年4月1日に実施いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75680/25/75680-25-779f9be46fe8eca100c00efc956b5adb-800x352.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【特長】
1.新プロトコル『CM.BUS』によるデータ伝送効率向上
サーボの制御をより高速化させる新プロトコル「CM.BUS」を開発いたしました(特許出願中)。
事前に書き込み/読み取り用のデータをサーボ内部で記録・指定し、送信時のヘッダーデータに紐づけて必要なデータ量を最小化します。これにより、通信時のデータ量が減り、最大60%データ伝送効率が向上します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75680/25/75680-25-3e14113ef808ecbc2a50b3f239dcdef6-813x274.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
2.『ベクトル制御』による発熱低減、寿命向上
モータ電流が正弦波になるよう制御し、より効率的にモータを回転させる「ベクトル制御」を実装。従来制御と比較して発熱が低減し、寿命が約20%向上しました(当社試験条件による)。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75680/25/75680-25-d43920e11b8d16793374a639344fa710-556x181.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]従来制御(左図)とベクトル電流制御(右図)でのサーボの温度の違い
3.制御機能の強化
指令する角度を原点から算出する従来制御に加え、現在角度から算出して角度指令を出せる
「相対角度制御」を実装しました。動かしたい角度を直接指定することで、直感的に動作
させることができます。
■ベルトコンベヤでの事例■
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/75680/25/75680-25-85116e19e4fe23a06db7233622977ecd-1863x786.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【対象製品のアップデートについて】
2025年4月1日以降ご注文分は最新のソフトが実装された状態でご購入頂けます。
既にBLA21-12R3-C01をご購入のお客様は、2025年4月1日以降、弊社HPから最新ソフトのダウンロード(無償)が可能となりますので、Windows PCからRS485経由にてお客様ご自身でアップデートをお願いいたします。
双葉電子工業株式会社
https://www.futaba.co.jp/