NYダウ終値、4ドル高の4万2587ドル…トランプ政権の関税巡る過度な懸念は和らぐ
2025年3月26日(水)5時37分 読売新聞
ニューヨーク証券取引所=ロイター
【ニューヨーク=小林泰裕】25日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比4・18ドル高の4万2587・50ドルだった。トランプ政権の関税政策の内容を見極めようと、売り買いが交錯して小幅な値動きにとどまった。
相手国と同水準まで関税を引き上げる「相互関税」について、対象範囲はより限定的になる可能性があると報じられたことで、関税を巡る過度な懸念が和らいだ。娯楽大手ウォルト・ディズニーなどが値上がりした。一方、前日に約600ドル上昇した反動から、上値は重かった。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は83・27ポイント高の1万8271・86だった。