ハンズが店舗網拡大、100店に倍増へ…郊外型増やし客層広げる狙い
2025年3月29日(土)5時0分 読売新聞
ハンズの看板
生活雑貨大手のハンズは、2031年2月期末までに店舗網を拡大し、現在の2倍以上の100店にする方針を固めた。主要都市を中心に出店してきたが、郊外型店舗を増やし、客層を広げる狙いだ。
店舗を営業していない地方都市で、郊外のショッピングセンター内などに出店する。また、来日観光客の利用で東南アジアなどでの認知度が高まっていることを受け、海外出店も拡大する。
ハンズの前身・東急ハンズは22年3月、業績悪化を受けて東急不動産ホールディングスからホームセンター大手のカインズに売却され、不採算事業の整理などを進めてきた。現在は東京や大阪、福岡などの駅前を中心に直営店を46店舗展開している。