大阪・関西万博において、酢酸セルロース樹脂「CAFBLO(R)」を使用した「森になる建築」が完成

2025年4月8日(火)14時47分 PR TIMES

 株式会社ダイセル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:榊 康裕)が協賛、協力し、株式会社竹中工務店(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:佐々木 正人)が2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の会場敷地内「大地の広場」で、2024年8月より3Dプリンターで建築を進めていた「森になる建築」が完成したことをお知らせいたします。


 本建築物は、最先端の3Dプリント技術と手づくりの技を融合させた、環境に配慮した新しい建築の形を提案するものです。直径4.65m、高さ2.95mの建築物2棟で構成され、会期中(2025年4月13日から10月13日まで)は来場者の休憩施設として活用されます。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35577/190/35577-190-0a8b8c9d518feb789ce02e548d8d9a15-929x499.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]             完成写真 外観                      完成写真 内観
 「森になる建築」は、生分解性を有する当社の酢酸セルロース樹脂「CAFBLO(R)」※を3Dプリンターで出力して建設され、外装には、手すき和紙や植物の種をすきこんだ「シーズペーパー」を使用しています。また、建物の周囲には緑化も施され、使用後に廃棄物とならず、自然に還る革新的な建築を実現しました。


「森になる建築」の概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/35577/table/190_1_df3e1114312ba4646ef0a6bcd256b0d4.jpg ]
※酢酸セルロース樹脂「CAFBLO(R)」(キャフブロ)について
 酢酸セルロースは、植物由来の「セルロース」と自然界に存在する「酢酸」を原料として製造される、天然由来かつ生分解性を持った環境にやさしい素材です。また、木や綿花などの非可食性材料を主原料としているため、将来懸念される食糧問題に対して影響を与えません。当社は長年主力製品として取り扱っている酢酸セルロースの海洋生分解性を改めて評価し、様々なプラスチック製品に適用できるよう可塑剤との組合せにより酢酸セルロース樹脂「CAFBLO(R)」のラインナップの拡大を進めています。


【関連リリース】
竹中工務店のリリース:https://www.takenaka.co.jp/news/2025/04/03/


過去のリリース:2024年11月20日
        大阪・関西万博会場で当社のCAFBLO(R)を使用した「森になる建築」の3Dプリント
        が完了 「生分解性樹脂を構造材として一体造形した、世界最大の3Dプリント建築」
        としてギネス世界記録TM認定
        https://www.daicel.com/news/2024/20241120_1037.html


        2024年7月26日
        大阪・関西万博 竹中工務店の「森になる建築」へ 天然由来素材酢酸セルロース樹脂
        「CAFBLO(R)」を提供
        https://www.daicel.com/news/2024/20240726_996.html

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