島根県奥出雲町、山陰合同銀行、バイウィルがカーボンニュートラル実現に向け、J-クレジットの活用を進める3者連携協定を締結

2024年4月12日(金)14時16分 PR TIMES

森林クレジットの創出を通じて、地域脱炭素の加速と、約2億9千万円の経済価値創出を見込む

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:下村 雄一郎、以下「バイウィル」)は、島根県仁多郡奥出雲町(町長:糸原 保、以下「奥出雲町」)、株式会社山陰合同銀行(本店:島根県松江市、取締役頭取:山崎 徹、以下「山陰合同銀行」)と、J-クレジットを活用してカーボンニュートラルを実現することを目的とした3者連携協定を締結しました。

本協定をもとに、3者はJ-クレジット(*1)をはじめとした環境価値の創出に取り組みます。なお、適切な森林管理によるJ-クレジット創出については、2024年中頃のプロジェクト登録を目指し、取り組みを開始しています。このような連携を通じて、奥出雲町のカーボンニュートラル実現に貢献します。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/142/13100-142-c271a78f5f4feef6b2eec518b68e27c0-3000x2250.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ](写真左)山陰合同銀行 取締役専務 吉川浩氏、(写真中央)奥出雲町長 糸原保氏、(写真右)バイウィル 代表取締役CEO 下村雄一郎

*1:J-クレジットとは、省エネ設備の導入や再生エネルギーの活用等、事業者による脱炭素活動により得られたCO2等の温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証したもの。発行されたクレジットは他の企業等に売却することでき、購入者はカーボン・オフセットに活用することができる。



【締結日】
2024年4月11日 (木)

締結日当日には、奥出雲町役場にて締結式を執り行いました。

【契約締結の背景】
奥出雲町では脱炭素への取り組みを着実に進めており、2022年度のCO2排出量は基準年(2013年)比で23.88%の削減を達成しました。
さらに、2023年6月には脱炭素宣言を行い、2050年までに脱炭素社会を実現することを目指して、再生可能エネルギーや電気自動車の導入推進などに取り組んでいます。

今回、J-クレジットを中心とした環境価値の創出・流通に着手することでCO2排出量削減を加速し、脱炭素社会を実現すべく3者協定に至りました。

【具体的な取り組み】
提携により、以下の取り組みなどを進める予定です。
- 奥出雲町職員および奥出雲町内の事業者の方々に対する、J-クレジット活用をはじめとする脱炭素化に向けた啓蒙活動
- J-クレジット活用に関するセミナーの広域的な開催
- J-クレジット創出の実行支援
- J-クレジットなど環境価値を活用した新たなビジネスモデルの創出


【今後の展望】
J-クレジット創出については2024年中頃のプロジェクト登録を目指し、森林経営活動による創出手続きの受託・代行をすでに開始しています。

奥出雲町での適切な森林管理によるCO2の吸収量は、簡易的な査定による暫定的な結果として、認証対象となる8年間で29,032tCO2を見込んでいます。これを経済価値に換算すると、2億9千万円相当になります(10,000円/トンで計算)。

バイウィルは、奥出雲町におけるJ-クレジット創出プロジェクトの登録・申請からモニタリング、創出したクレジットの販売までをシームレスに支援するだけでなく、新たなビジネスモデルの開発などにも発展させることで、奥出雲町における“環境価値と経済価値の循環”を目指してまいります。 そうして、奥出雲町のカーボンニュートラル実現に貢献します。

【株式会社バイウィル 代表取締役CEO 下村 雄一郎 コメント】
この度は、奥出雲町様と、カーボンニュートラルに向けた連携協定締結の機会を賜り、誠にありがとうございます。

奥出雲町は、私の母の育ってきたJR木次線を登り、広島県・鳥取県との県境にあります。その地と連携できるというのは、とても感慨深いものがあります。
奥出雲町に対する私のイメージは、「神話」と「鉄」と「自然」の地です。スサノオノミコトが降り立った「神話」、たたら製鉄の「鉄」、鉄が持つ養分によって育まれた豊かな「自然」。この地ならではのことと思います。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13100/142/13100-142-277a88d4edca480007758f60eb31d1fc-400x500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
そんな奥出雲町様とご縁あって、森林によるCO2吸収量のカーボンクレジット化を中心に連携させていただくことになりました。
奥出雲町らしい物語とともに、その価値を世に伝えるべく進めてまいりたいと存じます。

また、今回の連携協定は、当社にとっては島根県下の自治体で初となります。
この連携協定をもとに、「奥出雲町が島根県下の自治体のなかでも脱炭素先進地域である」と県内外の方々に捉えていただけるよう、奥出雲町様と取り組みを進めてまいります。

【3者概要】
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/13100/table/142_1_39fbb1851bf831ab18cb388ee9dc3f86.jpg ]
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/13100/table/142_2_487b88cc0ae1d490e72a7980b31c07c0.jpg ]
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/13100/table/142_3_3406012d68d2197e89c81d0867970cd8.jpg ]

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