DAS(デジタルアーカイブシステム)がデジタル地方創生サービスカタログに掲載されました
2025年4月14日(月)10時17分 PR TIMES
ナカシャクリエイテブ株式会社(https://www.nakasha.co.jp/)が提供しているDAS(デジタルアーカイブシステム“Digital Archive System”の略称)が、デジタル庁のデジタル地方創生サービスカタログ(2024年冬版)(https://digiden-service-catalog.digital.go.jp/)に掲載されました。
※デジタル地方創生サービスカタログとは
自治体がデジタル地方創生を推進するにあたり、デジタルサービスやシステムの調達、調達仕様書の作成、標準的な要件・機能の整理を行う際に、参考となる情報を効率よく収集できるように、優良なデジタル実装を支えるサービスを一覧化したものです。
自治体のデジタル化を加速させるための、実用的なツールと言えます。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118423/4/118423-4-110bf0531a79df3cd8ae5b7e3446bb44-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]デジタルアーカイブシステム
デジタル地方創生サービスカタログの背景
このカタログの公開は、国が推進する「デジタル地方創生」の方針に基づいています。近年、特に地方においては、人口減少、少子高齢化、過疎化といった多くの社会課題に直面しています。こうした課題に対し、国はデジタル技術を活用して地域の活性化を図る方針を掲げています。
一方で、国内では日々新たなデジタル技術が登場し、サービスの種類も多岐にわたっています。人手不足の解消や教育への応用など、自治体ごとにニーズが異なるため、「どのサービスを導入すれば自分たちの課題に合うのか」という選定の難しさが課題となっていました。こうした背景から、自治体が自らの課題に即したサービスやシステムを検索・比較し、導入を検討しやすくするため、情報を体系的にまとめたのが「デジタル地方創生サービスカタログ」です。
カタログへの情報掲載基準
「デジタル地方創生サービスカタログ」には、すべてのサービスが掲載されるわけではありません。掲載には一定の基準があり、たとえば「デジタル田園都市国家構想交付金による採択実績があること」や「関係府省庁の施策に関連していること」などが条件となっています。
当社のD.A.S(Digital Archive System)は、これまでの自治体・公共機関への導入実績が評価され、本カタログへの掲載が決定しました。
デジタル田園都市国家構想(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/index.html)
D.A.Sの概要
D.A.S(https://digiden-service-catalog.digital.go.jp/residents/9713/)は、自治体・博物館・図書館・企業などが保有する文化財や歴史資料を、効率的に管理・公開できるデジタルアーカイブシステムです。
当社はこれまで、資料整理や古文書の翻刻、撮影など、文化財の整理から公開・活用までを一貫して支援してきました。こうした実績と知見をもとに開発されたD.A.Sは、登録情報の編集や、動画・音声など多様な形式でのデータ公開に対応しています。
また、施設の運用状況に応じて柔軟にシステムを構築でき、ネットワーク環境が限られた地域でも利用可能なオフライン対応も備えています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118423/4/118423-4-17ad695704bbce819c336bd5a0c960dc-2754x1498.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]アーカイブシステムの管理画面
サービスの機能と特徴
D.A.Sには、文化財に関わる課題やご要望に適した様々な機能が実装されています。
- UI/UXを重視した設計で、文化財データの登録・管理が簡単にできます。
- データベースの項目設定は導入後も資料に応じて管理者が変更可能です。
- データは画像、3D、音声、動画、VRなど、様々な形式で保存・公開できます。
- アーカイブシステムは、オンプレミス、クラウドサービスのどちらにも対応したシステムで、施設等の環境に合わせて利用できます。
- ジャパンサーチ(https://jpsearch.go.jp/)など外部データベースとの連携も可能で、より広範囲への情報発信ができます。
- 学芸員資格保持者やデジタルアーキビストなどの専門人材が、システムの導入をサポートします。
上記は機能の一部ですが、「大量の文化財データを効率的に整理したい」、「なかなか公開できない文化財の魅力を発信していきたい」など文化財をより一層活用するためのサービスです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118423/4/118423-4-07df74905d05f4a7a36765900b4a145c-2162x1152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]デジタルミュージアム構成図
デジタル地方創生サービスカタログ:DAS(https://digiden-service-catalog.digital.go.jp/residents/9713/)
主な導入事例
【養老町】養老町の歴史文化資源(https://tagizou.com/)
【関ケ原町】関ケ原収蔵品データベース(https://sekigahara-archive.geoa.tech/)
【松戸市】まつどデジタルミュージアム(https://matsudo-digital-museum.jp/)
【いわき市】いわきデジタルミュージアム(https://iwaki-museum.com/)
【茅ヶ崎市】茅ヶ崎市博物館(https://chigamu.jp/)
【小田原市】おだわらデジタルミュージアム(https://odawara-digital-museum.jp/)*1
【伊丹市】伊丹デジタルミュージアム(https://itami-dm.jp/)
【山口県】山口県立美術館 収蔵品データベース(https://collection.yamaguchi.jp/)
【山梨県】山梨県立文学館 デジタルアーカイブ(https://digital-archive.pref.yamanashi.jp/)
【大阪市博物館機構】大阪の宝 ・デジタル大阪ミュージアムズ(https://dom.ocm.osaka/)
【相模原市】さがみはらデジタルアーカイブ(https://digital-sagamihara.jp/)
【目黒区】めぐろデジタルミュージアム(https://meguro-digital-museum.jp/)
【那覇市】那覇市歴史博物館(https://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/)
【長浜市】長浜城歴史博物館(https://nagahama-rekihaku.jp/)
【東京都公園協会】みどりの図書館グリーンアーカイブス(近日公開)
【蟹江町】蟹江町文化財資料データベース(近日公開)
*1「おだわらデジタルミュージアム」は、第17回JIIMAベストプラクティス賞(https://www.jiima.or.jp/info/17th_bestpractice/)(公益社団法人日本文書情報マネジメント協会)を受賞しました。
詳しいサービス情報や様々な実績をデジタルミュージアム公式ページ(https://www.nakasha.co.jp/service/technology/archive/dm.html)で紹介しています。
お気軽にお問い合わせください。
デジタルミュージアム資料ダウンロードはこちら(https://nakasha.box.com/s/sqq3xanjvzjfrh19zysbg62ukdrexp72)
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/118423/4/118423-4-0b30ebcb9ea1a1e2e98fa234cba08b32-2042x234.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ナカシャクリエイテブ株式会社
当社は、以下の3つの事業領域において、多様な商品と技術を通じてお客様の事業を支援しています。
施設管理支援事業
情報管理支援事業
文化財事業
これらの事業を支えるのが、当社の3つのコア技術です。
GIS・調査・設計
システム開発・IT
画像処理技術
これらの技術を組み合わせることで、各分野において柔軟かつ多角的なサービス展開を実現しています。
とくに文化財事業においては、資料整理や古文書の翻刻、撮影、レプリカ作成をはじめ、デジタルミュージアムの構築や公開活用に至るまで、文化財の利活用を一貫して支援。ミュージアムのデジタル化と発信を強力にサポートしています。
代表者:代表取締役社長 山口寛
所在地:愛知県名古屋市天白区野並二丁目213番地
お問い合わせ先:bunka@nakasha.co.jp