AIデータ社、AI時代、会計事務所がデータを“活かす”ためにできること新しい業務基盤の選択肢
2025年4月14日(月)12時46分 PR TIMES
企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下AIデータ社)は、会計事務所が自社の業務データを“活かす”ことに特化したAI連携型のデータ基盤「IDX × AI孔明(TM)」を正式に発表しました。
クラウド会計やDXツールの普及により、会計業務のデジタル化は急速に進んでいます。しかし、生成AIを活用した「業務支援」や「ナレッジ継承」の実現には、もう一歩、データ活用の環境整備が必要です。そんな中、注目を集めているのが「AI孔明 on IDX」という新しいアプローチです。これは、会計事務所が自社の業務データを“活かす”ことに特化したAI連携型のデータ基盤です。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40956/507/40956-507-55961c3ee8b9230d4f2a3b0ea7b4a78a-3900x1510.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]AI孔明 on IDX 会計
■ 生成AIを「実務」で活かすには、“自社で使えるデータ”が必要
ChatGPTをはじめとした生成AIの進化により、「AIでレポートを作る」「質問に即答する」といった使い方が身近になってきました。一方、会計事務所においては、「実際の業務データとAIをどうつなげるか」が課題として浮かび上がっています。多くの事務所では、月次レポートや申告書、帳票といった情報がクラウドや他社サービス上に分散されており、生成AIとの“直接的な活用”が難しい状況にあります。
■ AI孔明 on IDX」が提示する、新しい業務基盤のかたち
この課題に対し、AIデータが提供する「AI孔明 on IDX」は、業務データとAIを直結させる“ナレッジ基盤”として注目されています。会計事務所が手元にある帳票・資料・ExcelファイルなどをIDX上に保存するだけで、RAG構成(意味検索)対応のAI孔明がナレッジ化。事務所内で「顧問先ごとの月次コメント生成」「過去資料の要約・比較」「税務申告の補助回答」などのAI支援が実現します。さらに、複数のAIモデルと接続可能で、AIの選択も業務内容に応じて柔軟に対応。
従来のシステムとの補完的な関係であり、既存のクラウド会計ソフトとも併用しながら、AI活用の幅を広げることが可能です。
■ 若手の育成から、所長クラスの業務効率化まで
「AI孔明 on IDX」は、単なるAI連携だけではなく、会計事務所の内部に眠る知見・資料・ノウハウを“質問できる状態”に整理するための環境としても活用できます。ベテラン税理士が日常的に行っている判断や業務の流れを、AI孔明が学習することで、若手が自律的に業務を進められるサポートも実現。属人化の課題を解消し、業務の再現性・効率性を高めることができます。[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40956/507/40956-507-ba5e823bd9d506e0b76449fa83a491cf-3420x1908.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]IDX 会計 画面キャプチャ
■ 「AI孔明 on IDX」が提供する主な機能
「AI孔明 on IDX」は、会計事務所が保有する帳票などの実務データをナレッジ化し、生成AIとの連携により以下のような多様な業務支援を実現します。・AIによる月次・決算レポートの自動生成
顧問先別にAIが財務状況のテキストを要約し、経営者向けのコメントも自動で生成。提案力の強化に貢献します。
・帳票・申告書の横断検索と即時回答
過去の帳票や書類をAIが横断的に検索し、質問に対して迅速かつ的確な回答を提示。調査・確認業務の効率を向上させます。
・税務判断の補助・根拠提示
税理士の判断を支えるため、過去の処理事例や関連資料をAIが提示し、判断の裏付けとして活用できます。
・知識の属人化解消と若手人材の自立支援
所長やベテラン職員の暗黙知をAIが継承・学習し、若手スタッフが自律的に判断・対応できる環境を構築。教育・育成コストの削減にも貢献します。
・マルチAIモデル連携による柔軟な対応
複数のAIモデルとの連携が可能。業務ニーズに応じて最適なAIが自動的に選択されて動作します。
・既存クラウド会計ソフトとの併用・補完
既存の会計ソフトや業務システムと併用可能で、導入のハードルを下げつつ、AI活用の可能性を拡大します。
■製品概要
- サービス名: 「AI孔明(TM) on IDX」- URL:https://www.idx.jp/aikoumei/
- 価格:小規模顧客向けは月額4万円から (初期費用別途)、その他に大規模顧客向け、特定業界向けの高度カスタマイズ対応等については、別途お問い合わせください。
また、弊社では、4月24日(木)に「物流」をテーマとした「AI孔明×AI/DXフォーラム」を開催予定です。ハイブリッドで開催の無料セミナーとなりますので、ぜひご参加をお待ちしております。
■「AI孔明×AI/DXフォーラム 〜物流〜」開催概要
2025年4月24日に物流DXをテーマにしたフォーラムを開催します。- 日時:2025年4月24日(木)14:00〜16:55 (受付開始 13:45)
- 会場:日経ホール&カンファレンスルーム https://www.nikkei-hall.com/access/
東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F
※当日は、オンラインとハイブリッドで開催予定です。
- 対象者:経営者、物流企業、物流部門、AI/DX部門、情報システム部の方々
詳細・お申し込みはこちら :
https://www.idx.jp/aikoumei/april/
【AIデータ株式会社について】
名 称: AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。9,000社以上の企業、90万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。