CARRO JAPAN、中外製薬の営業車両の環境負荷軽減に向けた実証実験を開始
2025年4月16日(水)11時46分 PR TIMES
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■本プロジェクトの概要
これまで多くの企業が社用車をEVへ移行する際、単にコストメリットの比較のみならず、ESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みとしてどの程度の効果をもたらすかといった、より具体的な評価方法に課題がありました。特にEVを導入することで、企業の環境目標や社会的責任にどのように貢献するかが可視化しづらいこと、また、利用者ごとに異なる運転挙動や走行ルートの分析などがエコカー導入の判断を阻む要因の一つとなっていました。
中外製薬では、2030 年までに営業車両の総燃料使用量を75%削減する目標を掲げ、ハイブリッド車や高燃料効率車両の導入を推進しています。CARRO JAPAN は、本プロジェクトを通じてESGの観点から具体的な数値データに基づいた評価を活用し、中外製薬が環境負荷の軽減を強化する上で最適なEVの導入に向けた検討を支援するために本シミュレーションを推進していきます。
本プロジェクトでは、CARRO JAPAN が提供する「EV デジタルツインシミュレーション」を通じて、MRの業務におけるガソリン車と、EVの環境・経済両面での効果を比較します。MRが使用する営業車両から取得する走行距離や各運転者の運転挙動などのデータに加え、気候や地理条件など複数の取得データ条件を組み合わせることで、消費燃量やコスト、CO2 削減に与える効果など、ESG 目標へ車両導入の具体的な検討に寄与するデータ分析を定量的に行います。本プロジェクトを開始して以降、運行データの取得を進めておりましたが、4 月15 日にデータの取得が完了しました。今後は、取得したデータを基に解析およびシミュレーションを行い、5 月にシミュレーション解析を完了する予定です。
分析イメージ
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■CARRO JAPAN について
CARRO JAPAN 株式会社(https://carrojapan.com/lp/dxsolution/)は、ソフトバンク株式会社とシンガポールに本社を構えるCARRO( Trusty Cars 社)の合弁企業です。クルマをより多くの方に利用いただける未来を目指し、AI やIT の先端テクノロジーを活用し日本国内における車両のマッチングプラットフォーム事業や車両関連ソリューションを手がける事業展開を行っております。
■お問い合わせ先
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