【三菱食品】在ベトナム スタートアップHomefarm Holdingへの出資について

2024年4月19日(金)11時16分 PR TIMES

三菱食品株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:京谷裕、以下「三菱食品」)は、ベトナムで161店舗(2024年3月末時点)の輸入食品専門小売店を展開するスタートアップ企業であるHomefarm Holding Joint Stock Company (所在地:ベトナム社会主義共和国ハノイ市、CEO: Tran Van Truong、以下「Homefarm」)の第三者割当増資引受による出資を行ったことをお知らせいたします。

当社は「食のビジネスを通じて持続可能な社会の実現に貢献する」をパーパスに掲げ、わが国における食のインフラを支える事業基盤強化はもちろんのこと、新しい機能の獲得や新規の事業領域への取り組みについてはスタートアップ企業とのオープンイノベーションを積極的に推進しております。
特に、国内市場の縮小傾向を踏まえ、日本食文化の輸出を通じた海外市場における新規需要の創造を成長戦略の柱の一つと位置付けており、中でも市場の成長性、親日的文化、食品輸入制度などからベトナムを有望市場と捉えて進出機会を模索しておりました。
昨年、現地企業を通じてHomefarm社との接点ができ、それ以降お互いのオペレーション視察や創業者CEOであるTruong氏との度重なる対話を通じ、相互理解と信頼関係を深めてまいりました。その結果、日本産品の販売先およびベトナム市場開拓のパートナーとしてHomefarm社が最適と確信を持つに至ったため、同社がかねてより店舗拡大を目的に検討していた資金調達の増資を引き受ける形で約2.9億円の出資を決定いたしました。

Homefarm社は主に生鮮サーモンと冷凍牛肉を取り扱う輸入食品専門小売店であり、関連食材として醤油やわさび、ステーキソースといった調味料、ベトナムで広く親しまれている鍋の素(スープ類)やその具材となる冷凍食品などの販売を行っております。また、30〜40平方メートル の小型店舗を、伝統的に生鮮品が購買される市場(ウエットマーケット)の近接地や住宅街に短期間で機動的にオープンしていく店舗開発能力に優れており、創業年である2017年末に10店舗だった店舗数を、2024年3月末までの約6年間でハノイ・ホーチミンを中心に約16倍にあたる161店舗にまで急拡大しております。

当社は既に飲料製品や調味料などを輸出して同社の店頭で販売を開始しており、今後同社の店舗ネットワークを活用し、店頭における日本産食品のテストマーケティングや、新業態のトライアルなどを行う予定です。また、その中で直接得られる現地消費者の生の声や購買データを分析することで、日本食の現地展開や新たな需要を創造するような商品開発、そして日本の食品メーカーのベトナム進出支援などに取り組んでまいります。

<本出資の概要>


出資額:45,000百万ベトナムドン(約2.9億円)
使 途:既存店舗・配送センターの改装費用、新規出店関連費用、システム関連投資、人材投資

<Homefarm社について>


【会社名】Homefarm Holdings Joint Stock Company
【設 立】2017年
【所在地】ベトナム社会主義共和国ハノイ市
【代表者】共同創業者CEO Tran Van Truong
【事 業】ハノイで創業したスタートアップ企業であり、生鮮サーモンと冷凍牛肉を中心に各種輸入食品を販売する小売店をベトナム全土で展開しております。
U R L: https://homefarm.vn/

<三菱食品について>


【会社名】三菱食品株式会社
【設 立】1925年(大正14年)3月13日
【所在地】112-8778 東京都文京区小石川一丁目1番1号
【代表者】代表取締役社長 京谷 裕
【事 業】国内外の加工食品、低温食品、酒類及び菓子の卸売を主な事業内容とし、さらに物流事業及びその他サービス等の事業活動を展開しております。

[画像: https://prtimes.jp/i/60129/144/resize/d60129-144-77f3aeee0c54360fc81a-0.jpg ]

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