東京円、一時1ドル=140円台後半…7か月ぶりの円高・ドル安水準
2025年4月21日(月)11時38分 読売新聞
週明け21日の東京外国為替市場は、日米交渉での為替を巡る協議をにらんで円買い・ドル売りが優勢となり、対ドルの円相場は一時、1ドル=140円台後半をつけた。2024年9月以来、約7か月ぶりの円高・ドル安水準となっている。
米ワシントンで23日に始まる主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に合わせ、加藤財務相と米国のベッセント財務長官が会談すると市場に伝わった。米国の相互関税を巡る交渉で、円安・ドル高の是正が議論されるとの観測が市場に広がり、円買い・ドル売りの動きが優勢になっている。円相場は前週末と比べて1円50銭以上円高に振れた。
対ユーロでは、前週末と比べてほぼ横ばいの1ユーロ=161円台後半で取引されている。