24年度のPC国内出荷830万台、4年ぶり増…「ウィンドウズ10」今秋サポート終了で買い替え需要も

2025年4月22日(火)18時3分 読売新聞

ノートパソコン

 電子情報技術産業協会(JEITA)が22日に発表した2024年度のパソコンの国内出荷台数は、前年度比24・3%増の830万7000台だった。コロナ禍で需要が急増した20年度以来、4年ぶりに前年度を上回った。

 政府が19年に打ち出した「GIGAスクール構想」で学校に導入されたノートパソコンの更新が進んだ。今秋に米マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ10」のサポートが終了することも、買い替え増につながった。

 出荷額は26・3%増の9682億円と、3年連続で増加した。1台あたりの平均価格は約11・6万円と、前年度から約2000円上昇した。物価上昇による原材料費の高騰やパソコンの高性能化が影響した。

 JEITAによると、25年度の出荷台数はさらに増加する見込みで、「特にノート型パソコンの需要が大きい」(担当者)という。

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