【NISA投信グランプリ2025・米国株部門】最優秀賞は優良銘柄を厳選しS&P500を凌駕する「フィデリティ・米国優良株・ファンド」!

2025年4月23日(水)21時0分 ダイヤモンドオンライン

【NISA投信グランプリ2025・米国株部門】最優秀賞は優良銘柄を厳選しS&P500を凌駕する「フィデリティ・米国優良株・ファンド」!

第3回となる「ダイヤモンド・ザイNISA投信グランプリ2025」では、新NISAで買える好成績のアクティブ投資信託を表彰。「1.どれだけ上がったか(上昇率)、2.どんな時も下がらない(下がりにくさ)、3.ずっと優等生(成績の安定度)」の3つの基準で、完全な実力主義で評価。「個人投資家にとって本当にいい投資信託」にこだわっているのが特徴だ。全7部門のうち、「米国株部門」の受賞投資信託4本を紹介する。

S&P500を上回る驚異的な成績の投資信託も!

 世界経済を牽引する米国株。2020年から2024年の5年間で、S&P500株価指数は実に185%も上昇した。2020年のコロナショックや、2022年ごろのインフレと度重なる利上げといった試練もあったが、下落や停滞を挟みつつも力強く上昇している。S&P500という指数自体が優秀であるため、これに連動するインデックス投資信託が人気を集めている。だが、アクティブ投資信託の中には、それを上回る驚異的な成績を収めている投資信託もあるのだ。また、特定のテーマに絞ることで優れた成績を残している投資信託にも注目。追い風を受ける銘柄への集中投資で、S&P500を上回る好成績も狙える。

つみたて投資枠の対象投資信託! 企業の収益成長を重視「フィデリティ・米国優良株・ファンド」

<販売会社>SBI証券、松井証券、マネックス証券、三菱UFJ eスマート証券、楽天証券、PayPay証券、moomoo証券、SMBC日興証券、大和証券、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、その他

◆下がりにくさで95点の高得点! 他の基準も高スコアを獲得

 フィデリティ投信が運用する「フィデリティ・米国優良株・ファンド」は、1998年4月に設定され、長期の運用実績を持つ米国株型のアクティブ投資信託。つみたて投資枠でも買える。今回、初めての最優秀賞受賞となった。“徹底的な企業調査に基づく銘柄選択”を特徴としている。金融政策や経済全体の動向を予測することは難しい。そういったトレンド予測に頼った場合、外れた時には大きく成績を落とすおそれがある。そうではなく、個別の企業の収益成長に着目することで、確実性の高い運用を目指す

 世界的なネットワークを持つフィデリティのリサーチ力を結集している点も強み。株式市場のセクターごとに担当者を置く。各業界に精通したセクターリーダーが推奨銘柄を挙げ、それを運用に組み入れていく方式のため、選定の精度も高い。セクターの配分はS&P500を踏襲するが、セクター内の選定でより優れた銘柄を選んでいる。

(1)の上がったかはどの期間でも90点前後の高得点。いずれの期間でも指数を上回った。特に1年の上昇率は45.1%で、S&P500を5ポイント以上も上回っている。S&P500は500銘柄だが、この投資信託は100銘柄弱に絞っている。継続的、持続的に利益が成長していく優良株に投資対象を絞ることで、指数以上の成績を実現してきた

 さらに注目なのが(2)の下がりにくさ。最も下落したのは2022年12月までの1年間で、マイナス9.0%。この下落幅はジャンル平均の最大下落率に比べ、13ポイントも小さい。組入上位にはアップルやエヌビディアなどの値動きが大きい大型テック株が並んでいるにもかかわらず、リスクを抑えた運用は見事だ。リターンの大きさと下がりにくさを両立している点は高く評価できる。

(3)の成績の安定度も、コロナ禍に見舞われた2020年を除いて上位をキープ。経済全体の動向に左右されにくい運用方針が、安定した成績の要因だろう。


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