第四北越FGと群馬銀、27年4月に経営統合…メインバンク取引社数で全国6位に
2025年4月24日(木)21時39分 読売新聞
群馬銀行と第四北越銀行
第四北越銀行を傘下に持つ第四北越フィナンシャルグループ(FG、新潟市)と群馬銀行(前橋市)は24日、2027年4月の経営統合を目指すことで基本合意したと発表した。東京商工リサーチによると、実現すれば24年のメインバンク取引社数で全国6位の金融グループとなる。
両行は21年12月、企業の合併・買収(M&A)や店舗の共同利用などで連携する「群馬・第四北越アライアンス」を結んでいた。統合は、持ち株会社に両行が子会社としてぶら下がる形を想定している。
昨年12月末時点の連結総資産は第四北越FGが約10兆8300億円、群馬銀が約10兆6100億円。統合後は広域的な商談機会の提供やシステム統合、店舗の共同活用などを進める。持ち株会社の本店所在地や商号は、26年3月に予定する最終契約締結の際に決定するとしている。