人的資本開発は、一過性の施策では支えきれない(組織行動科学(R))
2025年4月28日(月)12時47分 PR TIMES
人的資本経営が叫ばれる今、誠実に努力を積み重ねてきた企業ほど、「未来への競争力」を失いつつあるという静かな危機が広がっています。
リクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)は、この構造的課題に対する解決策として、新提言『人的資本開発の体系的推進=仕組みづくり』を公開しました。
本提言は、短期成果至上主義に偏りがちな現代組織に対し、取引先の維持拡大に直結する「支援行動・共創行動」を中核とした文化進化と、OJTとOFF-JTの連携による人的資本開発の仕組み化を提唱するものです。
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「人材育成・人材開発に取り組んでいるのに、組織が育たない。」
そんな違和感を、感じたことはありませんか?
例えば、
- 研修を重ねても、現場の思考と行動が変わらない
- 個々は頑張っているのに、組織全体の力に広がらない
- 担当者が変わると、成果もリセットされてしまう
- 取引先の維持・拡大につながらない
- 事業方針が現場で具現化されない
このような状態が、各社で静かに広がっています。
そして、取引先やお客様の感じ方も、求めるものも、その結果として私たちの働き方も、日々少しずつ、静かに変わっています。これまでの延長線上、私たちが大切にしてきた価値観ややり方だけでは、応えきれない時代に入りました。
だからこそ、変わり続ける世界と、共に育つ力が、これからは静かに問われていきます。いま必要なのは、組織として意図を持って「人的資本開発」を仕組み化し、持続的な成長を支え、価値を創出することです。
この課題意識から、
私たち リクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 甲畑智康)は、『人的資本開発の体系的推進=仕組みづくり』を2025年4月28日に公開しました。
▼ 無料ダウンロード
https://prtimes.jp/a/?f=d68315-122-1ec7cb68d507d88a9687992a8b9fe742.pdf※ リクエスト株式会社は、「Behave:より善くを目的に」を掲げ、国内336,000人の組織で働く人たちの行動データに基づいた組織行動科学(R)を中核ブランドとし、人間の行動と思考を研究開発する5つの機関が連携。これまで930社以上の人的資本開発を支援してきました。
https://www.requestgroup.jp/
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【この提言の核にあるもの】
本提言の核にあるのは、次の三つです。
◎ 短期成果だけでは、取引先の維持拡大はできない。
日々の実務経験は、かけがえのない財産です。しかし、経験をただ積み重ねるだけでは、作業速度や処理能力は向上しても、背景や意図を捉え直す力は育ちません。そこで必要なのが、「OJT(実務経験)」と「OFF-JT(立ち止まり)」を明確に切り分けることです。◎ 実務経験に、意味と意図を宿す。
OFF-JTは、単なる研修の場、単なる振り返りの場ではありません。ここでは、職務記述書を「意味を再発見するツール」に進化させることが求められます。この行動は、誰の、どんな成功を支えるためだったのか。 自分は、なぜこの選択をしたのか。 もしもう一度挑むなら、どんな意図を持って行動するか。これらを静かに問い直し、言語化することで、経験は単なるタスク遂行ではなく、支援と未来づくりの力へと昇華していきます。◎ 誰に手間をかけるかを、意図的に選ぶ。
こうした取り組みは、短期的には「時間がかかる」「コストに見える」ものです。だからこそ、誰に時間と手間をかけるのかを意図を持って選び抜くことが不可欠です。単なる短期成果を追うのではなく、共に未来を育み、共創市場を開ける相手に、手間ひまを惜しまず投資する。この意思決定こそが、これからの成長と価値創出を支えていくのです。目次:
1. はじめに(背景と問題意識)
- なぜ、誠実に頑張ってきた組織ほど、未来を築く力を失いかけているのか?
2. 本提言の意図
- 短期成果を否定しない。それでも、信頼と未来を育てるために必要な一歩とは?
3. 現状の問題構造
- なぜ、積み上げた成果が、未来の競争力につながらないのか?
- 「自社のため」が無意識に、取引先を遠ざけていく。
- 速く、正確に──だけでは、なぜ信頼が築けないのか?
- 数字を追うほど、関係性がすり減っていく理由。
- なぜ作業を覚えても、育ったとは言えないのか?
- ブランドだけでは、もう選ばれない時代へ。
4. なぜ今、変革が求められるのか
- 「これまで通り」では、なぜ立ち行かなくなるのか?
- 「誰を善くするか」が、企業存続の条件になる。
- 速さと正確さだけでは、差別化できない世界が来る。
- 「一緒に成長できるか」が、選ばれる基準になる。
5. 本提言が目指すもの
- 成果だけを追う文化から、未来を育てる文化へ。
- 取引先と「未来を育てる仲間」になるために。
- 相手の成功を支え、未来を共に創るとはどういうことか?
- 短期成果は、未来を育てるための第一歩だった。
- 支援文化を根づかせる、3つの実装策。
6. 人的資本開発を体系的に進めるための仕組み
- 「現場経験」だけでは育たない。
- 本当の成長を支える設計とは?
- 効率から、効果と信頼を育む組織へ。
- 作業を積み重ねても、未来は育たない。
- 経験を、信頼と未来につなげる循環をつくる。
- 職務とは「誰かを善くする設計図」である。
- 仕事の「なぜ」を取り戻す。
- 信頼は、毎日の小さな支援の積み重ねから。
- 成長とは、世界を自分の行動半径に迎え入れること。
- 成長とは、意図を持って経験を昇華する営み。
7. 移行期に生じる違和感と備え
- 支援文化へ──なぜ最初は「違和感」が生まれるのか? 誠実な努力ゆえに生まれる「成長痛」。 違和感を恐れず、育てる文化を。
8. 人的資本開発の体系・仕組み構想
- 「作業」ではない。「意味」を育てるための組織設計。
- 育成は、現場と専門部署の連携で進化する。
- 立ち止まる場が、未来を変える。
- 職務とは、「背景と未来」をつなぐ道しるべ。
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Human Capital Development XR HRD(R) Team
E-mail:request@requestgroup.jp
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【会社概要】社名:リクエスト株式会社
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
代表者:代表取締役 甲畑智康
事業内容:組織開発・人材育成・AI活用支援 等
ブランド基盤:組織行動科学(R)
コーポレートサイト:https://requestgroup.jp/
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