オーストラリアワインの業界向け試飲会を開催、日本市場拡大を目指すプロジェクトの裏側とは

2024年4月30日(火)11時0分 PR TIMES STORY

日本はオーストラリアにとって重要な貿易相手国であり、世界第2位の輸出相手国。オーストラリアは様々な製品・サービスを日本に輸出しています。ワインもその一つ。オーストラリアから見て8番目に大きいワイン輸出国であり、日本にとってオーストラリアは第6位のワイン輸入国、今後ますますの市場拡大が期待されます。

オーストラリア大使館商務部・在大阪オーストラリア総領事館では、5月23日に大阪にて、オーストラリア全土の様々な産地から、49ワイナリーのワイン240種を紹介する業界向け試飲会を開催します(*1)。オーストラリア大使館商務参事官のマレイ スペンスが試飲会についてご紹介します。

業界向け試飲会の重要性

2015年に発行された日豪EPAによりオーストラリア産ワインの関税が0%となり、多くのオーストラリアワインが日本市場に輸出されるようになりました。しかしながら、日本ではまだオーストラリアワインの認知度はそう高くなく、よりプロアクティブなプロモーション活動が必要と考えました。

オーストラリアはヨーロッパを覆うほどの広大な国土を有し、多様な気候を反映した65の認定産地に約2100のワイナリーが存在します。ぶどうの種類が豊富なだけでなく、製造方法もワイナリーによって異なります。そのような個性あふれるユニークなワインを市場に広めるにはまず、ソムリエや卸・小売店などワインのプロの方々にその魅力を理解して貰うことが重要と考えます。

なぜ大阪での開催なのか?

大阪での開催については、東京を含む関東圏と比較して、オーストラリアワインの普及が若干少ないことが開催を企画した理由の一つです。ワインの試飲会やイベントは東京に集中する傾向にあります。

更に、関西地域にとってオーストラリアは、4番目に大きい輸入相手国。オーストラリアと関西の経済規模を比較しますと、ニューサウスウェールズ州とビクトリア州を合わせた経済規模が関西地域と同規模となっており、オーストラリアにとって関西地域は重要な市場です。加えて、2025年に関西・大阪万博も開催されますから、関西地域のみならず、日本中、世界中から多くの人が集まり飲食をする大きな市場となるので、関西地域での販売拡大はオーストラリアワインの認知度を高める絶好の機会になると考えたのが開催を決断した理由です。

当イベントを機に、関西地域の業界関係者とのネットワークを構築し、オーストラリアワインの素晴らしさが西日本全域に広まっていくことを期待しています。

一般消費者向けの試飲会は開催しないのか? 

前述のとおり、オーストラリアワインは地域、ワイナリーによりバラエティ・オリジナリティ豊富です。厳しい安全基準に裏付けられた製品へのこだわり、ブドウ畑とワイナリーでのサステナビリティを継続的に向上させることを目的とする国家プログラム(*2)など、科学的根拠に裏付けられた新旧の栽培方法や醸造技術を駆使して造られる高品質なワイン、サステイナブルな農法で栽培されたブドウから生まれるこだわりのワイン、クリエイティブで自由な発想から生まれる独創的なワインなどが数千、数万と存在します。

日本には既にヨーロッパをはじめとする世界中の国々から多くワインが輸入されており、その中でオーストラリアワインを認識していただくのは時間がかかると思うのです。

その魅力を知ってもらうには、まずはワインを取り扱うプロの方々へのプロモーションが先決と判断しました。業界関係者の方々にオーストラリアワインを理解していただき、ワインのストーリーと共に消費者の手に渡ることが長期的に見て最善のプロモーションと考えます。

一方で、当然ながら消費者の方々へのPRも重要ですので、私共は、輸入者様、販売店様、レストラン・ホテル様の販売キャンペーンを支援しています。

オーストラリアの優れた飲料・食材を日本へ

オーストラリア大使館商務部(及びオーストラリア貿易投資促進庁)は、わが国のワインを日本に広めるべく、ワイン業界との連携を行い、輸出業者や輸入業者、ワイン専門家、バイヤーが一丸となって、日本の小売店や外食産業、家庭におけるオーストラリア産ワインの認知度向上、販売拡大に努めます。

また、ワインに限らず、様々な商品・サービスを扱う豪州のビジネス成長に貢献し、オーストラリアの生産者・輸出企業と日本の輸入者・食品関連企業のビジネス機会の拡大やプロモーションをサポートしています。

7月9-10日に北海道で開催される「DeliciouStock 2024」に出展し、オーストラリア産のジン、ウィスキー、RTD飲料、ノンアルコールカクテル、トニックウォーター、プラントベースミルク、ココア、オリーブオイルや粒マスタードなどをご紹介する予定です。詳細は後日HPに掲載しますので楽しみにお待ちください。

(*1) 詳細はプレスリリース参照

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(*2) サステナブル・ワイングローイング・オーストラリア: https://www.australianwine.com/en-AU/sustainable-winegrowing-australia

オーストラリア大使館商務部公式HP:https://www.austrade.gov.au/jp

オーストラリア大使館商務部公式X:https://twitter.com/austradejapan


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