「東中野-いたや内科クリニック」の睡眠時無呼吸症候群診療に関する取り組みについてのご紹介

2024年5月2日(木)19時16分 PR TIMES

地域かかりつけ医が睡眠時無呼吸症候群診療を行うことによる患者利便性の検討について

https://higashinakano-itaya-clinic.com/より「地域かかりつけ医が睡眠時無呼吸症候群診療を
行うことによる患者利便性の検討について」の調査をご紹介いたします。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/141799/1/141799-1-a7b4375ed1361796a74aa9f56e7d8b69-1879x717.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
背景:
睡眠時無呼吸症候群診療および治療であるContinuous positive airway pressure(CPAP)については、その病態知識や診療報酬保険体系の複雑さから、専門クリニックおよび総合病院でのフォローが一般的であり、地域かかりつけ医によるフォローは全体数としては少ないのが現状です。

しかし、睡眠時無呼吸症候群は一般人口の約5-10%に有病率があると言われており、そこから推測される本邦での患者数は940万人以上とされ、すべての患者を専門クリニックだけでフォローするのは限界です。

事実、患者数に比較して本邦でのCPAP導入数はわずか65万人であり、未治療患者による社会的経済損失も大きな問題です。睡眠時無呼吸症候群に伴う作業ミス、遅刻、欠勤などに伴う社会的経済損失は日本の交通事故による経済損失である3兆2406億円を上回るとされています。

早急な未治療の潜在的睡眠時無呼吸患者たちに対する病院アクセス簡易化が求められ、今回我々は地域かかりつけ医が睡眠時無呼吸症候群診療を行うことの患者利便性について検討しました。

方法について
東京都中野区東中野に位置する「いたや内科クリニック」にて、睡眠時無呼吸をフォローされ
ているCPAP患者146人(2023年12月時点)について、その背景および診療経過について検討します。

「いたや内科クリニック」については、保険診療収入における睡眠時無呼吸およびCPAP診療は全体の10%以下となっており、主となる診療は高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、花粉症またはインフルエンザ、新型コロナ診療を含む風邪症候群診療などの地域一般内科かかりつけ医クリニックであることが前提です。

結果について
「いたや内科クリニック」での睡眠時無呼吸およびCPAP患者は平均年齢48.2歳、男女比
23:1(男性140人女性6人)と壮年期男性が優位に多い結果となりました。

カルテ情報からの住所情報では90%の患者が「いたや内科クリニック」を中心とした半径500m内に居住し、残り10%に関しても半径1km以内に全ての患者の居住が確認されました。患者背景として、睡眠時無呼吸症候群以外の内科疾患有病率は総じて高く、高血圧患者75.3%、高コレステロール血症患者58.9%、糖尿病患者31.5%であった。
これら合併する一般内科疾患の内服フォローおよび採血などの経過観察は内科疾患合併患者の96%が「いたや内科クリニック」で睡眳時無呼吸症候群、CPAP治療と並行して行っていました。
また、経過中に合併したインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症を含む風邪症候群診療についても94%が「いたや内科クリニック」を受診していました。

以上の結果を以て
一般内科かかりつけ医による睡眠時無呼吸症候群、CPAP診療は「いたや内科クリニック」東
中野近郊の患者に距離的な受診の利便性をもたらしていました。
また、高血圧、高コレステロール血症、糖尿病などの一般内科診療も他医療機関を受診することなく治療され、その有病率の高さと相まって患者有益性は高いと考えられました。その傾向は睡眠時無呼吸症候群、CPAP診療の経過中に合併したインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症を含む風邪症候群診療にも確認されています。

結論:
今回は東中野周辺に適応される事例ですが、専門クリニック、総合病院ではない地域一般内
科かかりつけ医が睡眠時無呼吸症候群、CPAP診療を行うことは、距離的な問題での患者に
対する医療アクセスを容易にし、また合併する高血圧、高コレステロール血症、糖尿病、風
邪症候群などの一般内科疾患も同時に診療することで、患者利便性に優位性を持つと考えら
れます。
「いたや内科クリニック」は、東中野での地域社会への貢献を目指し、質の高い医療
サービスの提供を続けてまいります。

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参考記事
- https://higashinakano-itaya-clinic.com/blog/detail/%E7%9D%A1%E7%9C%A0%E6%99%82%E7%84%A1%E5%91%BC%E5%90%B8%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4%E3%82%92%E8%A9%B3%E3%81%97%E3%81%8F%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E6%96%B9%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%AB%E3%81%93%E3%81%AE%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E8%AB%96%E6%96%87%E3%81%AE%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/100
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・ Benjafield AV, et al: Lancet Respir Med 2019; 7(8): 687-698
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・ 内山真:31(11)373:2012.11日本精神科病院協会雑誌

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