京都工芸繊維大学×京都リサーチパーク 持続可能な未来を目指す「環境技術セミナー」シリーズ全4回開催、初回セミナーを5月29日に開催します

2024年5月15日(水)15時46分 PR TIMES

京都リサーチパーク株式会社(代表取締役社長:門脇あつ子、以下KRP)と京都工芸繊維大学(学長:吉本 昌広)は、持続可能な技術開発をテーマにした「環境技術セミナーシリーズ」を2024年5月から12月にかけて全4回にわたり開催します。本セミナーでは、環境技術の最前線に立つ京都工芸繊維大学の研究者から、環境配慮・負荷軽減等の技術開発、事業化に取り組む企業、事業体の方に向けて、最新の研究成果や業界のトレンドを発信・共有します。企業と学術の架け橋となる知識交流の機会を提供することで、共同研究や新規事業創出のきっかけとなることを目指します。第1回セミナーは「グリーンテックデバイスの開発と応用」をテーマに5月29日(水)に開催します。
第1回セミナーのお申込みはこちら: https://kankyou-kit.peatix.com/

■開催背景
近年、気候変動問題への注目が高まり、各国の政策や国際的な枠組みに合わせて、産業界の事業・社会活動においても脱炭素やゼロエミッション、生物多様性保全といった取り組みが加速しています。一般的な商取引や投資活動等においても、当然サステナビリティの取り組みを行っているかどうかが判断される昨今、技術開発を主要事業としないサービス業でさえも、いかに環境への負荷を軽減し、持続可能な経済社会の実現に向けて取り組むかは、企業においてもより重点的な課題と捉えるようになりました。サステナブルな社会を実現するためには、経営的な視点だけでなく、環境への負荷を軽減し、エネルギー効率を向上させるような技術開発が不可欠と言えます。
本セミナーでは、エネルギー効率の高い新技術、持続可能な素材の開発、環境保全技術の進化に焦点を当て、京都工芸繊維大学から、最新の研究成果や業界のトレンドを全4回のシリーズとして発信します。これにより、環境問題やその解決策への関心を高めると同時に、産学連携の促進や将来的なアカデミアとの共同研究の拡大可能性を探ります。
KRPと京都工芸繊維大学は、本セミナーの開催を通じて、環境都市・京都からの発信に継続して取り組むことで、国内/京都の企業によるグリーンイノベーション創発に寄与することを目指します。

■第1回セミナー「グリーンテックデバイスの開発と応用」
本セミナーは、「環境技術」を軸に、2024年5月から12月にかけて全4回にわたり開催します。初回は「グリーンテックデバイスの開発と応用」をテーマに、5月29日(水)に京都リサーチパーク地区にて開催します。各セッション後には、質疑応答の時間も設けられ、参加者は直接講演者と交流することができます。環境配慮・負荷軽減等の技術開発や事業化に取り組む企業、事業体の方など、是非ご参加ください。

■第1回セミナー開催概要
・日時:2024年5月29日(水)16時00分〜17時30分 終了後名刺交換会開催予定
・場所:京都リサーチパーク東地区1号館2階サイエンスセンタークラブ
・主催:京都リサーチパーク株式会社、京都工芸繊維大学産学公連携推進センター
・お申込み: https://kankyou-kit.peatix.com/
・タイムスケジュール:
 16時00分〜16時40分 講演1.
 16時40分〜17時20分 講演2.
 17時20分〜17時30分 質疑応答

■全4回シリーズ一覧 
●5月29日 1.繊維学系 谷口 育雄 教授 2.材料化学系 菅原 徹 教授 
講演分野(予定):Green Tech of Device
#熱電変換技術 #熱電変換電源システム #IoT #フレキシブルペルチェ熱電デバイス #半導体式ガスセンサ #CO2分離膜  #気候変動緩和対策 #CO2回収技術 #CO2貯蔵 #CCUS
●8月7日 3.材料化学系 野々口 斐之 准教授 4.繊維学系 佐々木 園 教授
講演分野(予定):Green Tech of Nano
#カーボンナノチューブ #温度差発電 #柔らかい発電素子 #ポリマーナノシート #高分子系有機薄膜太陽電池材料 #海洋分解性バイオベースポリマー
●10月9日 5.繊維学系 麻生祐司 教授 6.デザイン・建築学系 金ジョンミン助教
講演分野(予定):Green Tech of BIO&Design
#バイオプラスチック #二酸化炭素原料の糖生産システム #バイオビニルイノベーション #ゼロエネルギーハウス #環境に優しく、災害に強い住宅 #エネルギーマネジメント
●12月3日 7.繊維学系 奥林里子 教授 8.材料化学系 細川三郎 教授
講演分野(予定):Green Tech of Process
#超臨界流体 #電子線照射 #超臨界流体を利用した材料加工 #固体触媒材料 #排ガス浄化 #酸素貯蔵材料

■京都工芸繊維大学について:
京都工芸繊維大学は京都にある国際的工科系大学です。京都の地が育んできた心意気と創造的挑戦心を「京都思考(KYOTO Thinking)」と表し、「京都思考」を工学の研究・教育に活かして実践することをミッションにしています。大学には応用生物学系、材料化学系、分子化学系、電気電子工学系、機械工学系、情報工学・人間科学系、繊維学系、デザイン・建築学系、基盤科学系の9つの学系と未来デザイン・工学機構に250人余の研究者が在籍しています。

■京都リサーチパークについて:
全国初の民間運営によるサイエンスパークとして1989年に開設。京都府・京都市の産業支援機関などを含めて520組織・6,000人が集積。オフィス・ラボ賃貸、貸会議室に加え、起業家育成、オープンイノベーション支援、セミナー・交流イベント開催など、新ビジネス・新産業創出に繋がる様々な活動を実施。「ここで、創発。〜Paving for New Tomorrow〜」をブランドスローガンとして、イノベーションを起こそうとする世界中の方々に、魅力的な交流の舞台、事業環境を提供することを通じて、世界を変える新たな事業が生まれることに貢献します。

【第1回セミナー】
[画像1: https://prtimes.jp/i/30270/193/resize/d30270-193-f34f94f087adb8b7eab4-0.png ]

【登壇者プロフィール】
[画像2: https://prtimes.jp/i/30270/193/resize/d30270-193-4e6546cdd13d7bcefb83-1.jpg ]

菅原 徹 教授
 京都工芸繊維大学 材料化学系(集積材料・異相界面科学研究分野)
和歌山県有田郡出身。琉球大学(学士、修士)を経て、九州大学にて博士(工学)を取得後、大阪大学大学院工学研究科にて、博士研究員として熱電材料の研究開発に従事。大阪大学産業科学研究所に異動後は、半導体実装技術とセラミックス薄膜技術を研究し、2022年4月より現職。セラミックス熱電半導体材料や半導体実装技術の研究経験を基軸として、フレキシブルペルチェ熱電デバイスや半導体式ガスセンサなどを開発している。


[画像3: https://prtimes.jp/i/30270/193/resize/d30270-193-f2f251d14a09408f3559-2.jpg ]


谷口 育雄 教授
 京都工芸繊維大学 繊維学系
京都大学大学院工学研究科で博士号修得後、京都工繊大-MIT-地球環境産業技術研究機構(RITE)-九州大学と渡り歩き、2021年より現職。専門は高分子合成を基本とする高分子材料化学で、特に環境問題の解決に資する研究を行う。RITE所属時より研究を行なっている膜分離による効率的CO2分離回収について、最近の研究開発成果を交えて紹介予定。

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