テレビドラマ化&柴田錬三郎賞受賞のベストセラー小説『ハヤブサ消防団』(池井戸潤・著)の続編が、5月16日(金)発売の小説すばる6月号にて待望の連載開始!
2025年5月16日(金)12時17分 PR TIMES
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11454/730/11454-730-852369268af2eef8ad9191b93e140a45-1724x2480.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]小説すばる2025年6月号表紙/集英社
「ハヤブサ消防団 森へつづく道」新連載に際し、池井戸潤さんのコメントが到着しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11454/730/11454-730-fe12c564de3df072692d84a5fafe8f0e-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]池井戸潤さん 撮影/大槻志保「ハヤブサ消防団」、また始め・(ます)
少し前、身を挺(てい)してハヤブサ地区の危機を救った三馬太郎とハヤブサ消防団ですが、このたび「続編」をお届けすることにしました。
前作の上梓からおおかた二年と八ヶ月。新たに書くべき内容について私なりの考えが纏(まと)まり、久々にやってみようと前向きになれたので、編集部に連絡して誌面を空けていただいた次第です。
この作品を待っている読者がどれぐらいいらっしゃるかわかりませんが、そもそもが個人的な土地の記憶を小説の形で書き留めておきたいという我が儘(わがまま)な企みです。今回も、ハヤブサ地区とそれを包括する八百万町について、残しておくべき民俗史的な断片を絡めた物語になるはずです。気が向いたら、ちょっと読んでみてください。
【「ハヤブサ消防団 森へつづく道」第1回あらすじ】
中部地方の山間の町・ハヤブサ地区をゆるがした連続放火事件から2年。ミステリ作家の三馬太郎は初のヒット作に恵まれ、穏やかな暮らしを満喫していた。
しかし、思わぬ形で町長選挙に巻き込まれることになり……。のどかな集落に再び事件の影が迫る。
第1回 試し読み:https://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/trialread/202506-02/
【小説すばる6月号 注目のラインナップ】
《2つの新連載》
池井戸潤「ハヤブサ消防団 森へつづく道」
津村記久子「クインテット」
《好評連載》
北方謙三「森羅記」(第9回)
澤田瞳子「知られぬ雪」(第4回)
千早茜「燻(くゆ)る骨の香り」(第7回)
道尾秀介「I(アイ)」(第3回) など
《連載エッセイ》
青山道子「スポットライトをあなたに」
新川帆立「4コママンガ劇場 新川帆立の途中下車」
務川慧悟「ピアノとワインと時々パリ」 など
【書誌情報】
小説すばる6月号
発売日:2025年5月16日(金)発売
定価:1,020円(10%税込)
集英社刊
公式サイト https://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/
【前作『ハヤブサ消防団』(集英社文庫)について】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11454/730/11454-730-0801e49b368c1c7e4ceba36ad7becaa4-830x1200.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]池井戸潤・著『ハヤブサ消防団』/集英社文庫 カバー東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る───。連続放火事件に隠された真実とは?
地方の小さな町を舞台にした、池井戸作品初の“田園”小説として、「小説すばる」連載中から話題を呼んだ珠玉のミステリ。
発売:2025年5月20日(火) ※単行本:2022年9月5日発売
定価:1,320円(10%税込) 608ページ
ISBN:978-4-08-744767-5
集英社文庫
https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744767-5