LIFULLと兵庫県洲本市が「地域活性化に関する包括連携協定」を締結
2025年5月19日(月)12時16分 PR TIMES
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事業を通して社会課題解決に取り組む、株式会社LIFULL(ライフル)(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:伊東祐司、東証プライム:2120、以下「LIFULL」)は、2025年5月16日(金)に兵庫県洲本市と「地域活性化に関する包括連携協定」(以下「本協定」)を締結しました。本協定に基づき、両者が連携しながら洲本市の関係人口や雇用の創出、移住定住促進、空き家等の利活用、子育て世帯のテレワーク推進に取り組みます。
洲本市の移住・定住者数増加、空き家等の有効活用に尽力。第一歩としてテレワーカー育成講座を実施。
洲本市は兵庫県の淡路島中央部に位置し、自然豊かな環境があり、観光業が盛んで、温泉や歴史的名所が訪問者を集めています。その一方で、淡路島内では唯一「消滅可能性自治体(人口減少が加速して将来的に消滅する可能性がある都市)」*¹に指定された地域でもあり、若年層の流出により高齢化が進み、地域の労働力確保や次世代育成が懸念されています。LIFULLグループは、不動産・住宅に関する知見をもとに、「LIFULL HOME'S空き家バンク」の運営、地域子育て層の雇用創出・子連れで働けるオフィスの整備「LIFULL FaM」、などを運営し、地方創生に関わる「ヒト・モノ・チエ・カネ」の解決策をワンストップで提供しています。
本協定では、洲本市が抱える課題を解決するために洲本市とLIFULLが連携し、移住・定住の促進及び関係人口の創出、地域課題解決人材等の採用及び育成、子育てと仕事の両立支援及びデジタル人材の推進等、民間のノウハウを活かした持続可能な空き家等の有効活用の構築に繋げます。
◆本協定に基づく協力事項
(1) 洲本市への移住・定住促進に向けた情報発信に関すること。
(2) 地域課題解決人材の採用に関すること。
(3) 地域課題解決人材の活動サポートに関すること。
(4) 地域課題解決人材の育成に関すること。
(5) 空き家等の利活用の促進に関すること。
(6) 二地域居住推進に関すること。
(7) 子育てと仕事の両立支援及びデジタル人材育成の推進に関すること。
(8) その他洲本市の地域の活性化に関すること。
令和7年1月24日に洲本市城下町地区が「空家等活用促進特別区域」*²に指定されました。この指定を活かしつつ住民がより快適に暮らせるまちづくりを進め、移住や定住、二地域居住を促進していきます。
また、洲本市は、令和7年度より内閣官房の「地域働き方・職場改革の取組参加自治体」*³に参加し、国と連携しながら、「若者・女性にも選ばれる地方」に向けた地域働き方・職場改革を図ります。今後、地域の「職場」に呼びかけて課題への気づき・対応を促し、若者・女性にとっての「職場」の魅力を高めていく取組を進めます。
洲本市とLIFULLが連携し、子育てと仕事を両立しながら、仕事を通したスキル取得及びキャリアアップを目指すことのできる新たな働き方と環境を創出し、子育て世帯が出産・子育てのライフステージにおいても働きやすいまちを創造することで、移住・定住する子育て世帯の増加を目指します。
本協定に基づく最初の取り組みとして、2025年6月より、洲本市にて子育て世帯を対象とした、テレワーカー育成講座を実施予定です。洲本市の地域課題解決に取り組むことで、共通の課題を抱える他地域のモデルケースとなることが期待されます。
※1 一般社団法人北海道総合研究調査会/【人口戦略会議・公表資料】『地方自治体「持続可能性」分析レポート』(https://www.hit-north.or.jp/information/2024/04/24/2171/)
※2 洲本市/洲本市城下町地区を空家活用特区に指定(https://www.city.sumoto.lg.jp/soshiki/22/29074.html)
※3 内閣官房/地域働き方・職場改革等の推進(https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/chiikihatarakikata/index.html)
LIFULL FaM事業 CEO 秋庭麻衣のコメント
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33058/665/33058-665-ec961c66ea0039d1852a021a331fe45a-3900x3899.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]コロナ禍を経て、より多様な働き方や暮らし方の選択肢が生まれ、それに対応した法整備も進み始めています。
このような状況下において、子育てと両立しながら働く選択肢は増えてきてはいますが、都心に比べて地方はまだその選択肢が限られているのが現状です。どのように子育てと仕事を両立したいかは人それぞれであり、100人いれば100通りの両立方法があります。自分がしたい「子育てと仕事の両立」が叶えられる地域が今後増えていくことを目指しています。この度の協定締結により、LIFULLが持つ知見と洲本市ならではの魅力を活かした取り組みをこれまで以上に強化し、関係人口および雇用の創出、移住定住促進、子育て世帯のキャリアアップ推進に貢献してまいります。