燃料輸送船へのウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)搭載を決定

2024年5月24日(金)15時16分 PR TIMES

〜世界初 既存船改造による搭載〜

電源開発株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等、以下「Jパワー」)と株式会社商船三井(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:橋本剛、以下「商船三井」)は、燃料輸送船「KUROTAKISAN MARUIII(黒滝山丸III、2021年12月竣工、以下「本船」)」にウインドチャレンジャー(硬翼帆式風力推進装置)(※1)を搭載することに合意しました。本船への搭載は2025年後半を予定しています。

既存船を改造してウインドチャレンジャーを搭載するのは世界初の事例です。

ウインドチャレンジャーは、伸縮可能な硬翼帆により、風力エネルギーを推進力に変換する装置です。本装置を搭載することによって、本船の燃費を向上させ、約5〜8%の燃料消費量および温室効果ガス排出量の削減が見込まれます。既存船を改造工事することで、温室効果ガス排出量の削減に対し迅速に貢献していきます。

[画像: https://prtimes.jp/i/117282/17/resize/d117282-17-a403493f81814b2faaff-1.jpg ]

燃料輸送船への風力推進装置の搭載は、Jパワーにおいて3例目です。Jパワーは既存燃料輸送船への風力推進装置等の搭載により燃費向上に取り組み、海運業界の温室効果ガス削減に貢献するとともに、今後も2021年2月にJ-POWER“BLUE MISSION 2050”で掲げたカーボンニュートラルの実現にむけて挑戦していきます。

※1: ウインドチャレンジャーは、商船三井と大島造船所が中心となり開発した、伸縮可能な帆(硬翼帆)によって風力エネルギーを船の推進力に変換する装置です。

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