豊かな環境を次世代へつなぐ 「エリートツリー」苗木の里親プロジェクト
2025年5月27日(火)13時47分 PR TIMES
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹、以下、「三井不動産レジデンシャル」)と日本製紙株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:野沢徹、以下、「日本製紙」)は株式会社三井住友銀行(本店:東京都千代田区、頭取CEO:福留 朗裕、以下「三井住友銀行」)のサポートのもと、誰でも気軽に都心マンションから植林に参加出来る「エリートツリー」苗木の里親プロジェクトのトライアルを開始いたします。
日本は国土面積の約7割が森林という森林大国であり、その約4割は人が苗木を植えて育てた「人工林」が占めています。人工林は、「植える」「育てる」「収穫する」のサイクルをバランスよく行う必要がありますが、伐採が進まず、さらに伐った後も3〜4割しか植林されていない実態があります。
本プロジェクトでは、従来品種に比べ花粉が少なく、成長性に優れる特徴を持つ「エリートツリー」を、三井不動産レジデンシャル分譲の都心マンションご入居者様等のご自宅で、苗木が植林できるようになるまでの約1年間育苗いただきます。マンション居住者でも自宅で気軽に植林活動に参加できる環境を整えることで、エリートツリーの普及拡大だけでなく、木育の機会創出および循環型社会への参加促進に貢献してまいります。なお参加者には、日本製紙グループの紙製品の提供や、三井不動産レジデンシャルの提供する「くらしのサス活」アプリとの連携によるインセンティブの提供を予定しております。
本プロジェクトの第一弾として、より多くの方々に関心を持っていただくため、2025年5月24日(土)に、三井不動産レジデンシャルの分譲マンションのご入居者様等を対象に、ゲストに伊藤淳史さまをご招待し、ワークショップを実施いたしました。ワークショップでは、エリートツリーの苗木と再生可能な資源である木をもとにした新素材「ミネルパ(R)」を原材料としたオリジナルポット(植木鉢)を配布し、参加者にエリートツリーが成長した30年後のくらしをテーマにオリジナルのデザインを描いていただきました。
今後は、参加者の声をもとにマンションでの育苗環境の確認やご入居者様への告知・回収方法などの課題を抽出することで、取り組みの拡大を検討してまいります。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-ce9fa5c80a0f8749f482fc417a5fa3c1-704x469.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-42544182effad8a7d183b98b5b9bcfe7-705x470.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/51782/table/845_1_807a5bfab917e8bcea02f4044d530e49.jpg ]
■エリートツリーについて
エリートツリーは、従来品種に比べ、成長性・CO2吸収量が約1.5倍、花粉量が一般的なスギ・ヒノキの半分以下であり、通直性に優れた特徴を持ちます。その特徴から、現在の林業の課題となっている下刈りによる造林コストの削減や花粉症問題の解決、カーボンニュートラル社会の実現に向けて注目されています。農林水産省は「みどりの食料システム戦略※」の中で、エリートツリー等を2030年までに林業用苗木の3割、2050年までに9割以上へ拡大させる目標を設定しており、今後の普及拡大が期待されます。
※参考:農林水産省は「みどりの食料システム戦略HP https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-6221d5de0d584bec32303a2449415277-874x296.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]従来品種とエリートツリーの比較
■「エリートツリー」苗木の里親プロジェクトについて
エリートツリーは、植林までに約1年間の育苗期間が必要です。通常、山林種苗協同組合員や生産者にて育苗していますが、本プロジェクトにおいては、マンションご入居者様のご自宅にて育苗いただくことで、誰でも、気軽に植林活動へ参加が可能となります。育苗期間を終えた苗は、日本製紙にて回収し、社有林へ植林を行い、将来的には日本製紙グループの製品へと生まれ変わります。本プロジェクトの参加者へは、日本製紙より紙製品の提供や、三井不動産レジデンシャルの提供する「くらしのサス活」アプリと連携したインセンティブの付与等を行い、日々のくらしを豊かにしつつ、楽しみながら植林活動に参加いただきます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-5f57e3a268a047a78d28a4f415166bc9-661x296.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]「エリートツリー」苗木の里親プロジェクトスキームイメージ
■イベント概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/51782/table/845_2_9f1f2605673e74942ec51a84f9fa83a4.jpg ]
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-f606c2780549c0a64785bf9c2ef546b2-700x466.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ][画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-f24a24f9634e5306afa2ab1b379024a2-699x465.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■伊藤淳史について
1983年11月25日生まれ、千葉県出身。1997年公開の「鉄塔武蔵野線」で映画初主演。2008年放送の「チーム・バチスタの栄光」で連続ドラマ単独初主演を果たした。「映画 ビリギャル」で第39回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞、第25回日本映画批評家大賞の助演男優賞を受賞。近作にドラマ「離婚しない男」、「24時間テレビSPドラマ 欽ちゃんのスミちゃん〜萩本欽一を愛した女性〜」、「私の死体を探してください。」などがある。現在は、NHK大河ドラマ「べらぼう」、「なんで私が神説教」に出演している。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-b6c408f1574d2848f97e7e069edf9aa0-317x288.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■三井不動産レジデンシャルについて
三井不動産レジデンシャルは、全住宅事業のブランドコンセプトである「Life-styling×経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスの提供を目指しております。
また、すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や、再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、「くらしのサス活」を通してご入居後のくらしを楽しみながら、省エネルギー行動等の環境貢献に取り組んでいただけるよう、すまいとくらしの両面からカーボンニュートラルの実現を目指しています。
■三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。 2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
・「& EARTH for Nature」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/for-nature/
また、2025年4月に、街づくりにおける環境との共生宣言「&EARTH for Nature」を策定し、「環境」を自然と人・地域が一体となったものと捉え、豊かな「環境」を広げ、未来の世代へつなぐ街づくりを推進しています。 本宣言における重点課題として、「緑を守り育む」「水の魅力を生かす」「生態系を豊かにする」「地域の想いをつなぐ」「自然資源を循環させる」の5つを定めています。本レターの取り組みは、「&EARTH for Nature」における重点課題の2つに貢献しています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/51782/845/51782-845-806b0c4c1f0fb7297c3d16ca15512c01-433x127.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■日本製紙について
日本製紙は、日本製紙グループ全体で、苗木事業拡大プロジェクトを発足し、取り組みを強化しています。
「木とともに未来を拓く総合バイオマス企業」として、当社グループのグリーン戦略に基づき、森林の持つ様々な価値を最大化させつつ、バイオマス製品の普及を進め、循環型社会の構築に貢献していきます。
■三井住友銀行について
三井住友銀行は、本業を通じた環境・社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。具体的には、総合金融グループとしてのノウハウを活用し、サステナビリティ全般に関する経営課題を抱える企業とソリューションを提供するパートナー企業との事業共創等を主導しています。