OPECプラス、閣僚級会合で生産水準の維持確認…日量366万バレルの減産は26年末まで継続
2025年5月29日(木)9時13分 読売新聞
OPECのロゴ入りの石油缶=ロイター
【ロンドン=中西梓】石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は28日の閣僚級会合で、生産水準を当面維持することで合意した。現在実施している日量366万バレルの減産は、2026年末まで継続する。次回会合は11月30日に開催する。
この枠組みとは別に、OPECプラスのうちサウジアラビアやロシアなど8か国は、3月まで日量約220万バレルの自主減産を行ってきたが、4月以降は減産の縮小に転じている。8か国は今週開催予定の会合で、7月以降の生産量を検討する方針だ。