ICMG Group、GATEWAY Tech TAKANAWA 2025にてJR東日本・シンガポール国立大学と日本・東南アジアのイノベーション共創をテーマに議論を展開

2025年5月30日(金)10時48分 PR TIMES

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ICMG Groupは、2025年5月13日・14日に開催されたJR東日本が主催する先端テクノロジー展示イベント「GATEWAY Tech TAKANAWA 2025」にて、JR東日本、シンガポール国立大学(NUS)とのパネルセッションを実施しました。
「日本と東南アジアの国境を越えたイノベーション創出」をテーマとした本セッションでは、NUSの起業支援部門であるNUS Enterpriseが運営するインキュベーション施設「BLOCK71 Japan」の大橋朋貢氏がモデレーターを務め、JR東日本の元村比翼氏、ICMG Groupの羽田大樹による議論が展開されました。

セッション冒頭では、大橋氏より”東南アジアのスタートアップが日本市場に惹かれるのはなぜか?”という問いが投げかけられ、羽田はその理由として以下の3点を挙げました。
- 東南アジアのスタートアップが、創業段階から海外進出を想定しており、日本市場もターゲットに見据えていること
- 日本の大企業がキャッシュ・高度な技術力と経験・手厚いサポート体制などのリソースを持ち合わせていること
- 日本と東南アジアが文化的・地理的に近いこと

また、「日・東南アジアの共創における障壁は何か?」という問いに対しては、かつてスタートアップを経営した経験をもつ羽田が「相互理解と期待値の調整」が肝要と説き、元村氏も、過去に東南アジアのスタートアップとロボットの実証実験を行った経験から、「技術目標に対する双方の認識ギャップ」が課題であったと同意しました。さらに元村氏は、「認識ギャップを埋めるためのコミュニケーションが取れる人材の育成」「技術的な障壁を乗り越えるための日本企業によるリソース提供」などの解決策を提示し、実践的で示唆に富む議論となりました。

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最後に、日本と東南アジアの共創を真に加速させるためには、
- 実際に現地へ赴き、ビジネスの実現可能性について対等な立場で丁寧に話し合うこと
- 相手の技術を単に受け入れるのではなく、海外での新たなビジネスを自ら「仕掛ける」という当事者意識を持つこと

が不可欠であるという力強い提言で、セッションは締めくくられました。
本セッションに関連して、ICMG Groupは2025年秋よりJR東日本、NUSと連携し、東南アジア市場におけるイノベーション戦略構築プログラム「Global Innovation Gateway Program」を展開いたします。本プログラムでは、日本と東南アジア双方のスタートアップエコシステムを繋ぎ、課題解決と具体的なビジネス共創を加速させる、より実践的な機会を提供してまいります。
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詳細はこちら(https://www.icmggroup.com/post/n-20250306/)をご覧ください。

■ICMG Group 代表取締役社長 舩橋 元のコメント:
「GATEWAY Tech TAKANAWA 2025」におけるJR東日本様、NUS様とのセッションは、日本と東南アジアの共創を我々がいかに推進すべきか、その道筋を明確にする機会となりました。今回の貴重な議論も踏まえ、「Global Innovation Gateway Program」を通じて、両地域のポテンシャルを結集し、世界市場で通用する新たなイノベーションを共創していく所存です。


【「GATEWAY Tech TAKANAWA」について】
TAKANAWA GATEWAY CITYの開発を進めたJR東日本が目指す街の展望を軸に、大企業と新しいアイデアを持つスタートアップ企業が協力し、社会課題を解決するための取り組みについての発表やピッチが行われるイベント。
スタートアップや多様な企業、アカデミアやアクセラレーターが一堂に会し、1者では難しい環境問題や健康寿命といった地球規模の社会課題解決に向けて、新たなつながりを生み出し、共創の創出を目指します。
イベントの詳細については公式サイト(https://www.takanawagateway-lish.com/gateway-tech/)をご覧ください。


【「BLOCK71」について】
BLOCK71は、NUS Enterpriseが運営するスタートアップ集積拠点であり、スタートアップ企業に対して包括的な支援サービス(専任のメンタリングサポート、資金調達サポート、世界各地の拠点におけるネットワークなど)を提供しています。現在、東南アジア、東アジア、アメリカ合衆国の世界9都市に拠点を置き、1200社以上のスタートアップ企業の成功を支援してきました。BLOCK71が支援した企業には、CarousellやPatSnapのようなユニコーン企業も含まれ、会員企業の時価総額は70億シンガポールドルに及び、これは2020年にシンガポールのスタートアップ企業が生み出す時価総額の約4分の1に相当します。

【ICMG Groupについて】
ICMG Groupは、バランスシートに出てこない企業の見えざる価値=知的資本を可視化し、多様なステークホルダーとの共創を通じて、確かな成果をお届けする日本企業の事業共創パートナーです。創業から25年以上に渡り、東京、シンガポール、バンガロール、アブダビ、ナイロビ、サンフランシスコ、上海、ストックホルムをベースに、企業の価値の源泉である知的資本評価やそれに基づいた戦略策定、エグゼキューション、リーダーシップ育成、事業投資、ベンチャーキャピタル、M&A、UI UXデザイン、エンジニアリング、リクルーティング、ジョイントベンチャーの設立・運営まで、一気通貫でクライアントと共創し、日本企業の成果創出にコミットしています。また、東京電力・中部電力と再生可能エネルギーや次世代インフラへの投資を行うジョイントベンチャーをシンガポールに設立しており、国連UNDPとは、SDGsイノベーションに関するパートナーシップを締結しています。ベンチャーキャピタルでは、Sequoia CapitalやGoogle、Tiger Global Management等のグローバルトップVCとインドで共同投資を行っております。2023年には、日本大企業の経営層の持つパーパス、ビジョンをデジタルの力に繋げ、社会のイノベーションを加速するICMG Digitalをローンチしています。これらの多様な価値を創出してきたICMG Groupのコアバリューは、常に企業、組織の見えざる価値を可視化し、将来像(パーパス)を描き、その価値創造を実現させてきた知的資本経営(Intellectual Capital Management)にあります。

【本件に対するお問い合わせ】
ICMG Group 広報担当
電話番号: 03-6812-2511
メール: hello@icmggroup.com
ウェブサイト: https://www.icmggroup.com

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