コネクシオ、IIJ社「マルチプロファイルSIM」を活用した通信冗長化サービスを開始~通信障害時にも安定運用が可能に~

2023年6月27日(火)11時0分 @Press

IoTシステムインテグレータのコネクシオ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:目時 利一郎、以下、コネクシオ)は、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、以下、IIJ)が提供する「マルチプロファイルSIM」の販売を決定。エッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」に実装し、通信冗長化サービスの提供を開始しました。

IIJが提供する「マルチプロファイルSIM」は、1枚のSIMカードで複数の異なるモバイル通信回線に接続が可能なものです。今回、この「マルチプロファイルSIM」をエッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」に実装。「CONEXIOBlackBear」がメイン回線の通信障害を検知すると、自動でサブ回線に切り替えるため、安定した通信環境を確保できます。また、メイン回線は定額制で株式会社NTTドコモの通信回線網を使用した国内MVNOを利用しており、サブ回線はローミング回線の従量制を採用し非常時のみの通信へ切替えるため、安価に抑えることができます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/360114/LL_img_360114_1.png
システム概要図

【参考】IIJ「マルチプロファイルSIM」について
2023年6月27日配信プレスリリース
IIJ、障害時に1枚のSIMで携帯電話網を切り換えて通信できる「マルチプロファイルSIM」を提供開始 - コネクシオのエッジコンピューティング・ゲートウェイに採用 -
URL: https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2023/0627.html


■サービス導入の背景
近年発生した携帯電話網の大規模通信障害では、全国的に長時間に及ぶ通信の混乱が発生しました。携帯電話端末のみならずIoT機器も利用が困難になり、通信の社会インフラとしての重要性が再認識されることとなりました。このような中、通信の安定性を向上させたいというお客様のご要望が急速に高まったことから、サービス開始を決定いたしました。


■想定される利用シーン
コネクシオでは本サービスを、特に通信の高い安定性が求められる以下のような場面に活用いただけるものと想定しており、これによって、システムの停止によるダウンタイムの抑止や設定のやり直しの負荷低減が実現できるものと考えます。

利用シーン :機器への組込み
活用事例 :産業用機器、ポンプ設備、定点観測が必要な機器
業界 :製造業

利用シーン :防災
活用事例 :河川の水位監視、地滑り検知
業界 :自治体

利用シーン :設備、予防保全
活用事例 :工場、制御装置、プラント、ビルメンテナンス等
業界 :製造業/設備業

利用シーン :状況監視
活用事例 :太陽光発電、エネルギー管理等
業界 :メンテナンス業


■システムの特長
1. 障害発生時は自動で回線を切替え
「CONEXIOBlackBear」がメイン回線の通信障害を検知すると、デバイス内に組み込み開発したアプリケーションが動作し自動でサブ回線に切り替わるため、安定した通信環境を確保できます。

2. 通信障害リスク低減のためのランニングコストを削減
メイン回線は定額制、サブ回線は利用時のみ従量課金のため、月々の通信料金の管理がしやすく、安価に抑えることができます。また、3時間に1回、回線の切り戻し作業を行います。メイン回線が復旧した場合は速やかにメイン回線に戻すことで、通信コストを抑えます。

3. メイン回線は国内キャリア回線を利用
メイン回線は国内キャリア回線を利用するため、ローミング回線と比較した場合に低遅延かつ安定した通信を確保することができます。

なお、コネクシオでは「CONEXIOBlackBear」以外のデバイスにおいても、専用アプリケーションの組み込み開発ができる端末について、柔軟に同様のシステム構築が可能です。


■ウェブセミナー開催のお知らせ
本製品に関して、IIJと共催にてウェブセミナー(無料)を開催いたします。
タイトル:稼働停止が許されないIoT機器、障害時でも通信を確保し続けるには?
〜「マルチプロファイルSIM」「CONEXIOBlackBear」で
IoT機器の安定運用を実現〜
日時 :2023年8月1日(火) 14:00〜15:00
場所 :Zoom(オンライン開催)


■「CONEXIOBlackBear」について
CONEXIOBlackBearは、海外対応・車載可能・エッジコンピューティングという3つの特長を持つゲートウェイです。日本・アメリカ・カナダ・EU加盟27か国ほか計45か国で認証を取得し(2023年6月現在・対応する国と地域は順次拡大予定)、これまでの「海外拠点で使えない」という課題をクリア。車載利用に適した堅牢性とインターフェースを装備し、AIやエッジ処理に適したスペックを備えています。製造業やインフラ設備など、国内外の様々な現場で課題を解決します。


■コネクシオのIoTについて
コネクシオはIoT事業において、「あらゆるデータを意味のある情報に昇華させ、お客様の問題を解決することで最も頼りになるソリューションパートナーとなる」ことを目指しています。20年にわたる開発経験と30万ヶ所以上の導入・運用実績。主に製造業、建設業、車載用途、社会インフラ分野において、お客様の近くで多種多様な課題・お困りごとに寄り添い、ビジネス変革を支援してきました。 これからも、独自開発したエッジコンピューティング・ゲートウェイ「CONEXIOBlackBear」を中心にパートナー各社と連携し、AIや5Gなどの最新技術を取り入れながら、お客様の「やってよかった」のために、DXを実現していきたいと考えています。
私たちはIoTソリューションの提供を通じ、社会や生活の課題を解決することで、SDGsに取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していきます。


■コネクシオ株式会社 会社概要
名称 : コネクシオ株式会社
本社所在地 : 東京都港区虎ノ門4-1-1
神谷町トラストタワー7階
設立 : 1997年8月
代表者 : 代表取締役社長 目時 利一郎
コーポレートサイト : https://www.conexio.co.jp/
通信冗長化サービス紹介サイト: https://tribe-biz.jp/service/MPS

※このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。
TMおよび(R)マークは記載していない場合があります。


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