生成AIが紡ぐ新作を展示 企画展『田村友一郎 ATM』水戸芸術館で11月2日から開催

2024年10月11日(金)13時16分 PR TIMES

国内外で活躍する現代美術家 田村友一郎 過去最大規模の個展

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150724/1/150724-1-d3af94053ecedfd3cce3162fa067338a-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
概要
田村友一郎は、数多くの国際芸術祭へ参加し、国内外で活躍する、現在最も注目を集める現代美術家の一人です。田村は、これまで既存のイメージやオブジェクトを起点にした作品を手がけてきました。写真、映像、インスタレーションからパフォーマンスや舞台まで、多彩なメディアを横断し、ある土地の持つ、固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで幅広い着想源をもとに、現実と虚構を交差させた多層的な物語を構築することで、既存の歴史や記憶へ新たな解釈を付与し、それらを現代へと接続する点が彼の作品の特徴といえるでしょう。
本展では水戸芸術館の英語表記「Art Tower Mito」の略称「ATM」から着想を得た新作《ATM》を発表します。来場者は、田村がこれまで書き綴った膨大なテキストを手がかりとして生成AIが創作するショートストーリーによって、田村の作品世界へと導かれます。ナレーションや語り手を伴った物語、説話、エピソードのような形態で、ナラティヴな要素をもつ作品を構築してきた田村は、作品の出発点にはテキストの述作があると言います。新作《ATM》では、この述作という行為を生成AIに委ねることで、田村の過去作の断片を辿りながら新たな物語を紡ぎ出すことを試みます。
田村の過去最大規模の個展となる本展に、ぜひご来場ください。
作家略歴
1977年富山県生まれ、京都府在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了。2013年から14年にかけてベルリン芸術大学空間実験研究所在籍。国際芸術祭「あいち2022」、ヨコハマトリエンナーレ2020、2019アジア・アート・ビエンナーレ(台湾)、釜山ビエンナーレ2018、SeMA ビエンナーレ:メディアシティ・ソウル2014、瀬戸内国際芸術祭2013など、国内外の多数の国際芸術祭にも参加している。
田村友一郎ウェブサイト https://damianoyurkiewich.com/
展覧会概要
展覧会名:田村友一郎 ATM
会  期:2024年11月2日(土)〜2025年1月26日(日)
開場時間:10:00〜18:00(入場は17:30まで)
会 場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
休 館 日:月曜日、年末年始 (2024年12月27日(金)〜2025年1月3日(金))※祝日の場合は翌火曜日
入 場 料:一般900 円、団体 (20名以上)700 円
高校生以下/ 70歳以上、障がい者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
●一年間有効フリーパス  「年間パス」2,000 円
●学生とシニアための特別割引デー「First Friday」       
学生証をお持ちの方と65歳〜69歳の方は、毎月第1金曜日
(11月8日、12月6日、1月10日)100円
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
助成:芸術文化振興基金
技術協力:朝日新聞社メディア研究開発センター
協力:名古屋芸術大学、株式会社マツシマホールディングス、MtK Contemporary Art、
サントリーホールディングス株式会社、株式会社常陽銀行、株式会社かわまた楽器店
企画:井関悠 (水戸芸術館現代美術センター主任学芸員)

詳細を見る :
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5320.html


交通のご案内
[JR]東京駅(品川、上野発もあり)から常磐線特急で約72分〜84分、水戸駅下車。 北口バスターミナル4〜7番のりばから「泉町1丁目」下車。徒歩2分。
[高速バス]東京駅八重洲南口バスターミナルのりばから高速バス「みと号」水戸駅行き(赤塚または茨大ルート)で約100分、「泉町1丁目」下車、徒歩2分。
[お車]常磐自動車道水戸ICから国道50号線を水戸市街地方面へ約20分。
※市営五軒町駐車場あり(有料)
関連プログラム
●特に記載がない限り参加費無料、どなたでもご参加いただけます。ただし、展覧会入場券が必要です。

■アーティストトーク
日時:11月2日(土)13:30〜15:00
会場:水戸芸術館会議場
定員:80名※申込不要/先着順

■田村友一郎《テイストレス》上映
現代アーティスト・田村友一郎による初の劇場作品《テイストレス》。2021年京都芸術劇場春秋座での公演記録映像を水戸芸術館 ACM劇場にて上映します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/150724/1/150724-1-b6d75a2117933bdb1178a7b6eaeb5ab5-1378x919.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]《テイストレス TASTELESS》京都芸術劇場・春秋座、劇場作品、2021
日時:2025年1月11日(土)14:00〜15:00
会場:水戸芸術館ACM劇場
定員:150名 ※申込不要/先着順
構成:田村友一郎 
出演:山崎皓司、荒木悠
ドラマトゥルク:前原拓也

■ウィークエンド・ギャラリートーク
市民ボランティア CAC ギャラリートーカーとともに展覧会を鑑賞します。
日時:11月16日(土)より毎週土曜日 各日14:30〜 40分程度
※ただし、他のプログラムとの関連で中止となる場合があります。

●各プログラムの詳細・申込方法は水戸芸術館のウェブサイトをご覧ください。
https://www.arttowermito.or.jp/gallery/lineup/article_5320.html
同時開催
■クリテリオム101 渡邊拓也
若手作家と水戸芸術館学芸員が共同企画する新作中心の展覧会シリーズ。
行為主体としての植物と人間の関係性を探求した新作を発表します。
会期:11月2日(土)〜 2025年1月26日(日)
会場:現代美術ギャラリー第9室
料金:展覧会入場料に含まれます。
協賛:有限会社アジアシステムサービス
企画:竹久侑(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)


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