「日本の分断はどこにあるのか」スマートニュース・メディア価値観調査の結果をまとめた書籍を出版
2024年10月16日(水)13時46分 PR TIMES
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書籍の編者は、研究会共同座長であり、「世界価値観調査」や「アジアンバロメータ調査」で日本の中心である池田謙一・同志社大学教授と、豊富な調査経験に加え、日本の社会調査データの保存と共有に先導的役割を果たしてきた前田幸男・東京大学教授、そして当社メディア研究所所長の山脇岳志が務めました。
調査データからは、イデオロギー、政治との距離、道徳的価値観、首相のリーダーシップ、社会や政治の将来期待からなる5つの分断軸が浮き彫りになりました。また、マスメディアとSNSへの接触を分析に加味し、複合的な「日本の分断」の現在地を検証する一冊となっています。
「日本の分断はどこにあるのか」各章のタイトルと執筆者
まえがき[山脇岳志]
序章[池田謙一・前田幸男]
【第I部 日本の政治的分断の現在地と情報世界の動態】
第1章 日米で分極化はどう異なるのか——SMPP調査とアメリカ世論調査の比較[山脇岳志・小林哲郎]
第2章 SMPP調査が捉えたメディア接触の諸相——伝統メディア,そしてインターネットメディアをめぐる読者の選択[藤村厚夫]
第3章 人々はメディアをどのように利用しているのか——メディア接触の6パターンとメディア利用意識から[大森翔子]
【第II部 5つの分断軸と日本人の政治意識・行動】
第4章 政治対立は日本社会の対立を規定しているか——イデオロギーによる分断[遠藤晶久・田部井滉平]
第5章 私生活志向は何をもたらすか——政治との距離による分断[小林哲郎]
第6章 日本人の道徳的な傾向は分断に結びついているのか——道徳的価値観による分断[笹原和俊・松尾朗子]
第7章 首相への好悪は有権者における対立を深めたのか——リーダーシップのスタイルによる分断[前田幸男]
第8章 人々の「統治の不安」はどのような行動につながるのか——政治や社会に対する見通しと評価による分断[池田謙一]
あとがき[山脇岳志]
書籍詳細
タイトル:
日本の分断はどこにあるのか
スマートニュース・メディア価値観全国調査から検証する
著者:
池田 謙一 編著
前田 幸男 編著
山脇 岳志 編著 他
出版年月日:
2024年10月16日
出版社:
勁草書房
判型・ページ数:A5・304ページ
定価:4,290円(税込)
https://www.keisoshobo.co.jp/book/b652490.html
スマートニュースメディア研究所について
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スマートニュース株式会社について
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