相次ぐ倒木事故で調査依頼が10年で40倍に 交野市の小学校で植樹と命の大切さを学ぶ授業11/11開催

2023年10月26日(木)10時0分 @Press

日本全国で倒木事故が増えていることから、造園業・樹木医を営む株式会社 山満造園(所在地:大阪府交野市、代表取締役社長:山本 崇正)では倒木調査依頼が急増しています。多くの樹木を守る樹木医として2023年11月11日(土)に交野市立妙見坂小学校50周年記念植樹と命の大切さの授業を開催します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/373035/LL_img_373035_1.jpg
山の斜面で起きた倒木の様子

【全国で倒木事故が急増する理由】
2023年7月神奈川県相模原市の新戸キャンプ場で、寝ていた女性が倒木の下敷きになって死亡するという事故が起きました。倒木事故はこのような郊外だけでなく市街地でも起きており、今全国で急増しています。倒木の原因になっている街路樹は環境を整備する目的から、40年前くらいに全国的に植えられました。その街路樹も都市の環境下では40年たつと病気になりやすく、ちょうど今倒木のリスクが高まっています。市街地で倒木が発生すると、道路や建物などにぶつかるなど交通や安全に大きく支障をきたす可能性があります。


【小学校や幼稚園から樹木医へ調査依頼が殺到】
相次ぐ倒木事故の発生から、樹木医へ調査依頼が殺到しています。樹木医とは、樹木の保全・診断・治療を行う専門家です。当社への相談件数は、この10年で40倍に増加しています。実際に調査に入った件数も、2010年は年間2〜3件でしたが2020年に40件、2023年現在ですでに30件以上となっています。一般家庭からの依頼もありますが、一番多いのは学校や幼稚園などです。

調査は地上部では幹に大きな傷や傾きがないか、地下部では道路や歩道などで根が切断されていないかなどの健全性の確認を行います。全体の診断に加えて枝葉・幹・根周りに分けた細かい目視点検、木槌で音を確認し内部腐朽状況の確認などを行います。さらに詳しく診断する必要があるものについては、専門機器を使用して幹の内部を確認します。治療が必要なものに関しては、例えば菌が繁殖しているものなら樹皮に殺菌剤を塗布などして抑制など行います。また、倒木の危険性が高く手の施しようがないものは伐採も行います。


【樹木医として1本でも多くの樹木を助けていきたい】
調査を行ったお客様からは「台風が来る前に住宅地に近いところの木を診断・伐採してもらっていたので、周辺の民家に被害を出すことがなかった。提案してもらっていて助かりました。」などの声をいただいています。

◯ こんな木は要注意です!
(1) キノコが発生しているもの
キノコは樹木の内部が腐食しているサインです。発生すると根株を腐らせる菌を出して、倒木の原因になります。

(2) 幹に空洞があるもの
木の幹や根元の空洞が大きくなると、倒木や幹折れの危険性が増します。

(3) 枯れ木や、枯れ枝が多いもの
木が枯れてしまうと倒木する危険性があります。樹皮が剥がれたり、幹に亀裂がある樹木は枯れてしまう可能性があります。

街路樹や公園樹は、私たちに美しい街並みや木陰を提供しています。一見、葉を茂らせていて健康にみえる樹木でも、キノコが発生しているものや、空洞があるものには注意が必要です。
もしそのような街路樹や公園樹を見かけたら、各区役所まちづくり整備課までご連絡ください。

代表より「樹木は私たちに多くの恩恵を与えてくれています。倒木の恐れがあるからと安易に切らずに、依頼者の方と相談しながらできるだけ安全に木を残していく活動を行なっています。」11月には交野市立妙見坂小学校50周年記念で桜の植樹と命の大切さの授業を開催します。


《交野市立妙見坂小学校50周年記念イベント》
植樹したサクラの木をテーマに「命の大切さ」や「みどりを次の世代に繋いでいくこと」の授業
日時 : 2023年11月11日(土)
開催時間: 植樹を午後から開始。その後、植物の授業(対象6年生)
所在地 : 〒576-0021 大阪府交野市妙見坂7丁目20-20-1 交野市立妙見坂小学校


【会社概要】
会社名 : 株式会社 山満造園
代表 : 代表取締役社長 山本 崇正
本社 : 〒576-0033 大阪府交野市私市5丁目17-11
事業内容: 造園業、樹木医
URL : http://yamaman.o.oo7.jp/


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