パーキンソン病専門の介護施設「PDハウス」を運営する株式会社サンウェルズ。これまでにない新しいサービスに込めた想いとは?
2024年10月22日(火)17時52分 PR TIMES STORY
株式会社サンウェルズは、パーキンソン病専門の介護施設である「PDハウス」を全国展開する企業です。独自の介護サービスが評判を呼び、2024年7月18日に東京証券取引所プライム市場へ上場市場区分の変更を果たすほどの成長を遂げています。
自身の大病を機に「病気や障害を持つ高齢者の役に立ちたい」と起業
起業したのは、2001年のことです。要介護認定を受けた方のご自宅に、手すりなどを設置するバリアフリー専門の工務店「株式会社アイテム」を設立しました。
その後、2006年に株式会社ケア・コミュニケーションズ(現・株式会社サンウェルズ)を創立し、有料老人ホームやグループホーム、古民家デイサービスなどの介護施設の運営を開始しました。
2011年には介護施設運営会社3社を吸収合併し、株式会社サンウェルズに商号変更。2018年に現在の主幹事業である「PDハウス」の運営に乗り出し、現在に至ります。
介護業界を選んだのは、自分自身が腎臓の大病を患ったことが理由です。長かった入院経験が、病気や障害を持つ高齢者の方々の役に立てるのではないかと考えました。
また、当時の施設利用者様の中には、パーキンソン病の方が30名ほど入居されていたのですが、どの方も施設に入ると病状が悪化することへの疑問も抱いていました。
自分自身も腎臓の専門医と出会って回復したことで、専門医の重要性を認識するようになりました。そのため、パーキンソン病に特化した施設があれば、もっと自分らしく人生を楽しめる方が増えるのではないかと考えたのです。
難病と向き合う患者を専門的な医療と看護、リハビリでサポート
神経内科の専門医が訪問診療を行うパーキンソン病専門の施設は、世界的に必要なサービスであると考えました。
事業を展開する上では、これまでと同じことをするより、世の中に存在しない新たな価値を提供するということに重きを置き、専門のドクターと一緒にサービスを考えていきました。
2018年6月、石川県の「太陽のプリズム白山annex」内にパーキンソン病専門フロア「リライフ白山(現:PDハウス白山)」を開設したのを皮切りに、ドミナント戦略を取りながら日本全国で継続的に施設を開設しています。
「PDハウス」の名称は、「Parkinson’s Disease House」の頭文字を取りました。パーキンソン病専門の介護施設として、難病の障害と向き合う患者様を専門的な医療と看護、リハビリでサポートしています。
施設で提供しているサービスの特徴は、次の通りです。
① 神経内科専門の医師による訪問診療 :神経内科の専門医が訪問診療を行うことで、服薬の管理や症状のコントロールなどの専門的治療を施設で行えるようにしています。
② 神経内科の専門医監修のパーキンソン病に特化したリハビリプログラム:神経内科の専門医監修によるリハビリプログラムを準備し、一人ひとりの状態に応じたリハビリをPT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)が提供しています。
③ 24時間の訪問看護:「PDハウス」には24時間、複数名の看護師が常駐しており、服薬の管理や急変時の対応などを迅速に行うことが可能です。
入居者と家族に評判。リハビリの充実度と手厚い看護体制に高い評判
私たちの施設でしかできないケアを実践することで、入居者様にはQOL(生活の質)の変化を実感していただいています。実際に、車椅子でご入居されたものの、その後の懸命のリハビリで杖歩行ができるようになった方や、在宅復帰を叶えた方もいらっしゃいます。
入居者様や、そのご家族様からは、リハビリの充実度や手厚い看護体制について高い評判を得ており、感謝のお声も多く頂戴しています。
「PDハウス」は、パーキンソン病に対して本気で向き合っていける施設です。
パーキンソン病は、いわゆる難病ですが、適切な治療を行えば天命を全うできると言われています。それゆえに、患者様は長い期間、病気と向き合っていかなければなりません。そのため、病気を理解してもらえないことは患者様にとって非常に大きなストレスになります。
弊社は、パーキンソン病によって1人での自宅生活が困難になってしまった方や、専門外の施設で満足のいくサービスを受けることができない患者様に、これまでにない新しいサービスを提供していきたいと考えています。
「PDハウス」は多種多様な疾患の方が暮らす従来の施設と異なり、パーキンソン病に特化した施設なので、より深いケアを提供できる強みがあります。
社内資格制度や大学病院との連携体制などを整え、働きながらプロ人材になれる環境を整備
ご入居者様に安心して生活していただくに当たっては、パーキンソン病のスペシャリスト集団の育成を目標とした「PDライセンス制度」を導入しています。
全職員が病気を正しく理解できるよう、神経内科の専門医監修の社内資格制度の整備、大学病院との連携によって専門知識を学べる環境を整えています。
パーキンソン病に関する社内研修にも力を入れており、神経内科の専門医によるオンライン研修といった取り組みを実施しています。働きながら深められる専門知識と全入居者様がパーキンソン病であるという環境を活かし、パーキンソン病のケアに自信を持って関われるプロフェッショナル人材を育成していく考えです。
社内には資格取得支援制度などがあり、無資格・未経験の方も働きながら資格を取得できます。研修への参加は勤務扱いとし、取得費用は会社が全額負担します。
日常業務に関しては、未経験者の方向けのOJTプログラムも用意していますので、先輩スタッフなどのサポートを受けながら独り立ちを目指すことが可能です。
もちろん、職員になりたての頃は不安かもしれませんが、仕事を通して知識と経験を身につけ、自信を持って入居者様に関わることができるようになれば、不安は働きがいに変わります。すべての職員が生き生きと仕事をすることは、入居者様の安心にも繋がります。
職員からは、「パーキンソン病について深く学べる環境が充実している」「社会貢献度が非常に高いサービスを提供していることに魅力を感じる」といった声が聞かれます。
また、一人ひとりに生き生きと仕事をしてもらう上では、毎年の待遇向上も図っています。例えば、2023年は全事業所で自家用車通勤を可能とし、駐車場がない事業所の職員には会社負担で近隣の駐車場を提供しています。交通費の支給額上限の撤廃や介護職員の賞与増額なども実施し、より高い満足感を持って働いてもらえるようにしました。
また、新規施設の仮眠室増設や事務所スペース拡大など、現場の声をもとにした職場環境の改善も進めています。
新たにパーキンソン病の在宅療養者向け訪問看護事業も展開
「PDハウス」以外の事業としては、有料老人ホームや認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、通所介護(デイサービス)を運営しており、居宅介護支援や福祉用具貸与、加圧トレーニングを北陸エリアで展開しています。
また今回新たに、在宅療養者向け訪問看護事業をスタートいたしました。
在宅療養者向け訪問看護事業は、「PD ハウス」の入居対象に含まれない重症度Ⅰ・Ⅱの方や、パーキンソン病に罹患したばかりの方々のご利用を想定しています。
パーキンソン病は早期段階から専門治療、専門ケアを受けることが非常に重要です。訪問看護事業には、「PDハウス」で培ったノウハウを在宅療養者の方向けに幅広く展開できるメリットがあります。
現在370名を超える「PDハウス」の待機者の方々にも早期のアプローチが可能となり、施設入居をお待ちいただいている間のケアを在宅で行うことができます。
さらに、訪問看護によって施設入居の潜在的な希望者も把握できるため、訪問看護事業は「PD ハウス」と高い相乗効果を生み出せると考えています。
「自らが輝き、人を元気にする」という経営理念を実現できる仲間を募集
弊社は、2030年までに全国140施設の開設を計画しています。当然ながら、計画を実現するためには、一緒に働いていただける仲間を増やしていかなければなりません。
私たちは、「元気で明るく素直で、感謝ができる方」「勉強好きで向上心のある方」「チームワークを大切にする方」「愚痴や悪口を言わない方」を求めています。
私自身も、「自らが輝き、人を元気にする」という経営理念を大切にし、明るい笑顔と前向きなリーダーシップを欠かさないよう常に意識しています。
新規施設の開設に伴っては、役職のポストも増えます。介護業界でキャリアアップを目指したいという方にとっては、そのチャンスが広がるかと思います。
国内にはパーキンソン病に特化した医療・介護施設が存在しませんので、経験や年齢は問いません。実際に、未経験の方やブランクのある方、小さなお子様がいらっしゃる方なども活躍しており、弊社と共に成長していただける方をお待ちしています。
なお、弊社は公式のYouTubeチャンネル、Instagramなどで、日々情報発信を行っています。
YouTubeチャンネルでは施設の特徴や職員インタビューなどを公開し、Instagram・TikTokでは各施設のイベントの様子などを紹介しています。
ご覧になっていただくと、弊社のことをより深く知っていただけるかと思いますので、ぜひチェックしてくださればと思います。
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