アサヒグループとNXグループが連携し、モーダルシフトの協業強化

2023年11月24日(金)17時17分 PR TIMES

2024年問題解決に向けて、短・中距離圏内の実車率・積載率向上を図る

 アサヒグループジャパン株式会社(本社 東京、社長 濱田賢司、以下アサヒグループ)とNIPPON EXPRESSホールディングス株式会社(本社 東京、社長 齋藤充、以下NXグループ)は、安定的な鉄道貨物輸送の実現に向けて、新たに協業した取り組みを12月1日から開始します。

 これまでNXグループ傘下の日本通運が「緊締車※」と呼ばれる鉄道コンテナ専用トラックにより行っていた貨物発着駅の集配業務を、アサヒグループ傘下のアサヒロジの車両で実施します。運転に専門的な技術・資格が必要な緊締車の運転手不足の解決を図ることで、トラック運転手の時間外労働の上限規制により生じる2024年問題に向けた対応を強化します。
※鉄道コンテナをそのまま積載できる専用トラック
                      【協業体制概要】
[画像1: https://prtimes.jp/i/58947/155/resize/d58947-155-cf6bc4105c9cb44139e1-1.jpg ]

                   ■鉄道コンテナ専用トラック(緊締車)
[画像2: https://prtimes.jp/i/58947/155/resize/d58947-155-38df19a1fa2d6070f2d1-0.png ]

             

 これまでは、日本通運が緊締車を使用し集荷元から配達先まで荷物を鉄道コンテナに積んだまま配送していましたが、緊締車の運転には専門的な技術・資格が必要で、特にトラック運転手の労働時間の規制が強化される2024年に向けて、安定した輸送力の確保が課題でした。今回、短・中距離(150km圏内)のトラック輸送に強みを持つアサヒロジが貨物発着駅の集配業務を行い、鉄道貨物輸送のノウハウを持つ日本通運が貨物駅でトラックと鉄道コンテナの積み替え業務を実施することで、相互の強みを生かし持続可能な物流体制の構築と輸送の効率化を図ります。
 アサヒロジにとっては実車率と積載率の向上につながり、日本通運にとっては鉄道貨物輸送における集配業務における輸送力の確保ができます。
アサヒグループとNXグループは、環境負荷の低減および長距離トラック輸送の削減によるドライバー不足への対処を目的に、関東-九州間の共同輸送や鉄道輸送における自然災害発生時のバックアップ輸送体制の構築などに取り組んできました。引き続き連携を強化し、長距離輸送が可能なモーダルシフトをさらに推進することで、効果的なCO2の排出量削減を図り、持続可能な社会の実現に貢献します。

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