8人のシングルマザーが「わたしのキャリア」をテーマにエッセイを執筆。シングルマザーの心身の健康を支援するNPOが啓発と寄付のキャンペーンを開始。

2023年12月1日(金)18時16分 PR TIMES

シングルマザーのキャリアの多様性をエッセイによって表現し、シングルマザーへの偏見や差別を減らすことを目指すとともに、シングルマザーの心身の健康を支援する活動への寄付を呼びかけている。

シングルマザーのセルフケア講座など、ひとり親女性の心身の健康を支援するNPO法人シングルマザーズシスターフッド(東京都国立市、代表理事:吉岡マコ)は、全国的なムーブメントである「寄付月間(Giving December)」のアンバサダー団体として、2023年12月1日「寄付月間キャンペーン」を開始した。有志のシングルマザーがチームを結成してエッセイを制作・発表し、支援活動への応援の寄付を呼びかける。キャンペーンは2023年12月31日まで。

[画像1: https://prtimes.jp/i/79266/12/resize/d79266-12-a3f7ef534ae46ee6441a-0.png ]

■「わたしのキャリア」をテーマにエッセイを執筆
日本のシングルマザーの貧困率は他の先進国と比べてもとりわけ高く、その原因として「就労率は8割と高いが、非正規雇用の割合が多く、キャリアを築く機会に恵まれない」という実態が指摘されている。本キャンペーンでは、8名のシングルマザーが「キャリア」をテーマにエッセイを執筆し、8名の校正者とともにエッセイを仕上げる、発表する。「シングルマザー」という属性だけでは見えてこない、一人ひとりの個性や積み重ねた経験にある輝きと価値を可視化する。

エッセイのサイト(12月1日から順次発表)
https://note.com/singlemoms/m/me9d35b7d67fa

■表現による自己の回復プログラム
シングルマザーがエッセイを書くことは「過去を癒す、現在を生きる、未来を創る」ことにつながる。エッセイという作品を仕上げる過程で、ネガティブなものとして捉えていた経験を、意味あるものとして再定義していく活動である。このエッセイ制作の取り組みそのものが、一つのエンパワメントになっている。
[画像2: https://prtimes.jp/i/79266/12/resize/d79266-12-390d8e1cdd3dda2a4fca-1.jpg ]

■受益者から表現者、支援者へ
また本キャンペーンは、普段は寄付の恩恵の受け手であるシングルマザーが、寄付集めの担い手となり、「受益者」から「支援者」「表現者」になるというパラダイムシフトを経験する場となっている。支援現場において、支援者/被支援者の役割を固定化させないという側面も重視している。

寄付募集サイト(寄付の受付は2023年12月31日まで)
https://congrant.com/project/sisterhood/8938

■寄付金の使途
キャンペーンで集まった寄付は、シングルマザーのセルフケア講座と表現による自己の回復プログラムの運営費に充てられる。厚生労働省のひとり親支援施策の4本柱(1.子育て・生活支援 2.就業支援 3.養育費確保支援 4.経済的支援)には、予防的な健康支援が含まれていない。シングルマザーの心身の健康は本人だけではなく、子どもたちにとっても不可欠である。シングルマザーの心身の健康をサポートしつつ、その必要性を今後も啓発していく。
[画像3: https://prtimes.jp/i/79266/12/resize/d79266-12-5012006a0861d8be5c2e-2.png ]

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