ロート製薬 Nakanoshima Qrossでの再生医療の取り組みが「大阪府未来の医療Qrossoverプロジェクト補助金」に採択されました
2024年12月2日(月)14時46分 PR TIMES
ロート製薬株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:杉本雅史)は、24年6月に開所を迎えた「Nakanoshima Qross(未来医療国際拠点)、以下Nakanoshima Qross」内の「未来医療R&Dセンター」に研究ラボ・オフィスを開設しており、この度、大阪府の「大阪府未来の医療Qrossoverプロジェクト補助金」に採択されましたのでお知らせいたします。
■「大阪府未来の医療Qrossoverプロジェクト補助金」採択内容
再生医療がもっと身近になった未来社会の実現のためのNakanoshima Qross発の高機能セクレトーム(細胞外分泌物)製剤の早期開発及び再生医療を身近にする調製デバイス・技術の開発
■参画の背景・目的
当社は、ロートグループ総合経営ビジョン2030「Connect for Well-being」を掲げ、再生医療事業や食事業にも領域を広げ、先端医療や予防・未病、毎日の健康まで、人々のウェルビーイングに資するさまざまな取り組みを行っています。再生医療においては、適切な治療法がなく困っておられる患者の皆さまに新たな治療の選択肢となる再生医療をお届けするべく、「再生医療をもっと身近に、もっと利用しやすく」をステートメントとして事業を進めてまいりました。2024年6月より「Nakanoshima Qross」へ参画し、医療機関や大学、研究機関、関係企業とともに、臨床研究、産業化両面での社会実装へ向けた取り組みを進めております。
セクレトームは、細胞から分泌される様々な生物活性物質(サイトカイン、成長因子、エクソソーム等)であり、再生医療における次世代技術のひとつとして注目されており、セクレトーム製剤を開発することで、治療対象とできる疾患を広げます。また、細胞調整を無菌的且つ簡便に行えるデバイスの開発を行うことで、より多くの施設で再生医療を受けられることに繋げます。
当社は、産官学と医療施設のそろったNakanoshima Qrossの共創環境を最大限に活かし、上述のような製品開発を早期に行うことで、再生医療をより多くの人にお届けすることを目指します。
■ロート製薬株式会社 https://www.rohto.co.jp/
ロート製薬株式会社は、大阪・関西万博 「大阪ヘルスケアパビリオン」のスーパープレミアムパートナーです。」
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