サウナを家庭のお風呂や ウォシュレットのような存在に。世界No.1サウナ&スパブランドHARVIA(ハルビア)日本法人誕生の舞台裏と日本の幸福度向上にむけた挑戦

2023年12月4日(月)11時0分 PR TIMES STORY

サウナ&スパの世界No.1ブランド HARVIA(ハルビア) は同社の日本総代理店株式会社バーグマンとの合同出資により、2023年8月に日本法人 株式会社HARVIA JAPAN(以下 ハルビアジャパン)を東京都港区に設立。11月には初の旗艦ショールームHARVIA SAUNA STUDIO HOKKAIDO(ハルビアサウナスタジオ 北海道) を北海道札幌市にオープン。24年2月にはHARVIA SAUNA STUDIO TOKYO(ハルビアサウナスタジオ東京) を東京都港赤坂にオープン予定です。”サウナブーム”といわれる日本で現地法人が立ち上げられる原動力となったのは「サウナの癒しを通じて日本の人々の幸福度を上げたい」という思いでした。

今回は、日本法人設立までの道のりと今後の展望についてお伝えいたします。

「サウナの熱の癒しを人々に広げること」創業者の思いを受け継ぐフィンランドのサウナ&スパブランドHARVIA(ハルビア)

 ハルビアのサクセスストーリーの始まりは、1947年冬のある夜に起きた戦闘機の墜落事故でした。夜間訓練飛行中だった戦闘機<フォッカー>が凍りついた湖に墜落。分厚い氷の上で大破しました。パイロットは奇跡的に傷一つなく残骸から這い出すことができましたが、そこは極寒の世界。しかし運よく、湖畔に打ち捨てられたサウナがありました。そこに駆け込み錆びたサウナストーブに薪をくべ、ロウリュをして身体を暖めながら、彼は「最高品質のサウナストーブを作り、人々にサウナの熱の癒しを届ける」という人生のミッションを掴みます。パイロットの名前はタパニ・ハルビア。世界No.1のサウナ&スパブランドが、サウナの癒しの熱の中から誕生した瞬間でした。

サウナを家庭のお風呂やウォシュレットのような存在に。「世界一幸福な国」フィンランドの幸福度を支えるサウナで、日本の幸福度向上の一助になりたい

 「サウナ」がフィンランド語であることは皆さんもご存じかと思います。第三次サウナブームと言われる中で「ロウリュ」(サウナヒーターで温められたストーンに水を掛け、蒸気を発生させて体感温度を上昇させること/こちらもフィンランド語)の出来るフィンランド式サウナが特に人気を博しています。また、サウナ入浴が心身に与える様々なメリットについても医師監修のサウナ専門書が出るなど広く認知されてきました。そしてサウナの本場フィンランドは国連の世界幸福度レポートで2018年から6年連続1位。駐日フィンランド共和国大使であるタンヤ・ヤースケライネン氏も「サウナはフィンランド人の幸福度の重要な要素の一つ」と語るほど、フィンランドの人々の心身の健康においてサウナは重要な役割を果たしています。

 「人々にサウナの熱の癒しを届ける」という創業者の思いを受け継ぎ、ハルビアジャパン はサウナを通じて日本の人々の幸福度を上げることをミッションに掲げました。

 駐日フィンランド大使館によるとフィンランドには350万のサウナがあるそうです。同国の人口は550万人ですから、国民3人に対して2つのサウナが存在する計算で、フィンランドの人々にとってサウナがいかに身近で、生活に欠かせないものであるかを物語っています。また、フィンランド人にとってサウナは、家族や友人と一緒に入りリラックスしながら語り合う、コミュニケーションの場でもあります。

 サウナがもたらす心身への効果と日本の人々の親和性は、長く続くブームが物語っています。このブームを文化へ、そしてサウナを生活の一部へ。サウナが例えばトイレのウォシュレットのような、生活に欠かせない存在になれば、サウナの健康効果やコミュニケーションの活性化によって日本の人々の幸福度を上げることができるのでは。こうした思いから、「一家に一台サウナ」を合言葉に、ハルビアジャパンは設立されました。

ハルビアと株式会社バーグマンの出会いから本格上陸まで

 2021年、ハルビアはサウナがブームとなっている日本を新たな市場と睨み、ビジネスパートナーを探していました。そんな中、駐日 フィンランド大使館を通じて出会ったのが株式会社バーグマン。代表の笠間聖司は1990年代から建材や設備機器をフィンランドから輸入しており双方の事情に精通していました。二社は輸入総代理店契約を交わします。

 世の中はサウナブーム。従来の高温のドライサウナからロウリュのできるフィンランド式サウナに交換を検討する商業施設や、自宅にサウナをつけたい消費者の需要が高まっています。しかし、サウナをつけたい、となった時、誰に相談すればいいのか、どこで実物を見られるのか、アフターサポートはどうなるのか……そういった疑問や不安に応えられる場がありません。そこで笠間は普及にあたり、地域ディーラー制を採用しました。

 この地域ディーラー制は、全国のハルビアサウナディーラーが、各々の地域のハルビア製品のショールーム運営・販売・施工・メンテナンスを担います。これにより、日本全国でサウナの導入を検討される方々が、見て・触って・体験し、納得してサウナを購入し、安心できる施工・メンテナンスサービスを受ける事が出来ます。

 そしてこの体制が流れに乗り始めた2023年3月7日サウナの日にフィンランド大使館で「サウナ&スパ世界No,1ブランドハルビアの日本本格上陸」と2023年度中のハルビア日本法人設立を発表しました。

×

https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=101384&release_id=5&owner=1

メーカーでなければ本当にニーズに見合った製品を届けられないから。日本総代理店から日本法人へ。

 なぜ商社ではなくメーカーの現地法人にこだわったのか。答えは、日本で独自の進化を始めたサウナ文化と、安全性への高い意識でした。

 ロウリュの出来るフィンランド式サウナが人気ですが、日本のサウナ室の温度が本場フィンランドよりも高いことをご存じでしょうか?フィンランドのサウナの温度は60℃〜80℃。サウナでお昼寝ができるくらいの温度だそうです。対して日本の「フィンランド式サウナ」の温度は80℃〜100℃。フィンランドから来日したハルビア本社の人々を日本のサウナに連れて行くと皆一様にその暑さに驚きます。

 また、日本では「サウナ→水風呂→外気浴」で”ととのう”入浴法が定着し、特に水風呂はチラー(冷却装置)を使って温度管理されていますが、フィンランドでは冷却装置を使った水風呂は殆ど見られません。

 こうした日本独自の進化に対応するには、日本オリジナル製品の開発が不可欠です。しかし代理店という立場でメーカーと製品開発をするには、実現までに膨大な手間と時間が必要となりますが、メーカーの一員になることによりそれが大幅に短縮できます。

 そしてもう一つが安全性への意識。家庭用に多く用いられる10kW以下のサウナヒーターは電気用品安全法上の特定電気用品(構造または使用方法その他の使用状況からみて特に危険又は障害の発生する恐れが多い電気用品)と定められており、輸入や販売においてはEの適合性検査の実施と適合性証明書の交付を受けなければなりません。この検査や手続きの迅速化と円滑化、さらに日本独自の長期保証の整備においてもメーカーの日本法人という立ち位置は理想的でした。

 こうしたことから、株式会社バーグマンはハルビアとの合同ベンチャーとして日本法人ハルビアジャパンを立ち上げました。

日本の住宅事情に合ったサイズ、日本のサウナ文化に合った耐久性、安全性。日本オリジナル製品のリリースと安心の保証体制

 HARVIA JAPANは8月の立ち上げと同時に、日本市場向けのオリジナル製品をリリースしました。注目は、日本の住宅事情に合致する最小サイズの家庭用サウナルームと、日本のサウナの温度に合わせた高耐久のヒーターエレメント、そして業界最長クラスの長期保証。これからもメーカーの強みを生かし、日本市場のニーズに応える製品をリリースしていく予定です。

  • 日本の住宅事情に合わせた最小サイズのエントリーモデルSÖPÖ(ソポ)発売

 SÖPÖ(ソポ)は「かわいい」を意味するフィンランド語。その名の通り、最小サイズは幅96.5cm×奥行き96.5cm 、フィンランドでは造られてこなかった”かわいい”サイズの家庭用サウナです。日本オリジナルのエントリーモデルとして開発され、価格は143万円(税込、2023年12月現在) から。高品質な自宅サウナを出来るだけ気軽に導入できるよう、軽自動車と同じ価格帯を目指しました。

  • 高耐久ヒーターエレメント「インコロイヒーター」の実装

 前述の通りサウナの温度がフィンランドよりも高い日本のニーズに合わせ、高耐熱・高耐久のオリジナルヒーターエレメント「インコロイヒーター」を開発。2023年10月1日出荷分から全機種※に採用しました。

  • 電気用品安全法の規定をクリアした安全な製品の販売

 HARVIA JAPANが取り扱う10kW以下のサウナヒーター全機種※は電気用品安全法で定められた検査項目について第三者機関の審査をクリアした製品なので安心して設置、ご利用いただけます。

  • 安心の長期保証

 ハルビアジャパンの取り扱うサウナヒーター全機種※について、2023年10月1日出荷分より新たな保証期間を設定しています。保証期間は家庭用利用(1日6時間未満の使用)で2年、商業用利用(1日6時間以上の使用)で1年です。

※株式会社バーグマン及び株式会社HARVIA JAPANが輸入した商品のみ

見て触って体験して、納得の上購入いただけるように。全国に100のショールームをオープン予定

 サウナは安い買い物ではありません。安心してお買い求めいただくためには、車や家などと同様に、実際に見て触って体験できる場が必要です。ハルビアジャパンはこの考えのもと、直営の旗艦ショールーム「HARVIA SAUNA STUDIO(ハルビアサウナスタジオ)」と、ハルビア サウナ ディーラー(正規販売代理店)が運営する「ハルビア サウナ ショールーム」の展開を進めています。

 日本国内で流通する全商品及び発売予定の新機種が並ぶ2カ所のハルビアサウナスタジオは、ハルビアの最新情報やブランドコンセプトの発信拠点。まずは11月にHARVIA SAUNA STUDIO HOKKAIDO(北海道札幌市手稲区前田9条11-7-40)をオープン。続いて24年2月にはHARVIA SAUNA STUDIO TOKYO(東京都港区赤坂7-1-1青山安田ビルB1F)がオープン予定です。

 全国に展開するハルビア サウナ ショールームは実際の販売・施工・メンテナンスを担います。現在22カ所がオープンしており、今後続々と全国に展開していきます。最終的には全国に100店舗を整備し、ご自宅や施設にサウナを導入する際の相談先として万全の体制を整えていきます。

サウナ市場の活性化と安全性向上を通じた日本の人々の幸福度向上を目指して

 サウナブームと言われるだけあって、仕事で顔を合わせる取引先の担当者の皆さんもほとんどが「最近サウナに通っていて」と口を揃えます。身体の疲労を感じた時、心の疲弊を感じた時、スマートフォンから離れてじっと汗をかき、水風呂に浸かり、インフィニティチェアでリラックスすると色々な澱みがデトックスされていく気がします。実際、サウナ入浴による睡眠の質向上や疲労回復、肌のターンオーバー促進、セロトニンの分泌など様々な効果が実証されています。一家に一台サウナがあって、お風呂やウォシュレットのような存在になれば、心身の健康に大きなプラスとなるでしょう。

 ハルビアジャパンは他のサウナメーカーと共にサウナ市場を活性化し、いつの日か「一家に一台サウナ」が普通になって、「サウナは日本の人々の幸福度の高さの大きな一要素です」と言われる日を夢見ています。


行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ

PR TIMES STORY

「サウナ」をもっと詳しく

「サウナ」のニュース

「サウナ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ