東京メディコムホールディングス常永恭弘社長インタビュー!創業から現在、未来のビジョン
2024年12月13日(金)10時44分 PR TIMES STORY
東京メディコムホールディングス株式会社は診療所向けサービスのトップを走る企業。
今回は、創業から現在、そして未来へのビジョンについて、代表取締役常永恭弘さんにお話を伺いました。
創業時についてお聞かせください。
当社は1975年に創業して、レセコン(レセプトコンピューター)の販売からスタートしました。
当時の医療費の仕組みは患者さんが2割負担で、国が8割負担。
ただ、国に正確に請求するためのシステムがまだありませんでした。
月末月初になると、診療所の皆さんが請求書の作成で困っている姿を見て、8ビットPCの時代にレセコンの導入を提案し始めたのが当社です。
その後、医療現場のニーズに応える形で、電子カルテの開発・販売も手掛けるようになりました。
レセコンと電子カルテを繋げ、一体型のシステムとして提供することで、診療所の業務効率化に貢献しています。
診療所向け電子カルテなどの商品で、特にこだわっている点は何でしょうか。
特別な機能や特徴というよりも、お客様に寄り添ったサービス提供にこだわっています。
実は、電子カルテ自体はどのメーカーも機能的には大きな差はありません。
家電製品と同じように、何を選ぶかよりも誰から買うかが重要だと考えています。
そのため、当社の営業スタッフには、単なる販売員ではなく、お客様の信頼を得るパートナーとして成長してもらいたいと思っています。
レセプトが正しく出力されるのはもちろんのこと、医療現場の課題や相談にざっくばらんに応じられる存在になること。
それがお客様との信頼関係を築き、選ばれる理由になると信じています。
企業文化の醸成にあたって力を入れていることを教えてください。
組織として、それぞれの役割を明確にし、自分の責任をしっかりと果たせる人材を育てることに注力しています。
以前はワンマン経営の色が強かったのですが、それでは社員一人ひとりの成長や組織が発展しません。
そのため、私自身は社員との距離を適度に保ち、社員が自発的に考え行動できる環境を整えるよう努めています。
これまでの必要のない慣習や過去のしがらみを断ち切り、クリーンで前向きな企業文化を築くことが、これからの時代には必要だと考えています。
今後のビジョンをお聞かせください。
第一に、お客様にさらに寄り添った会社を目指しています。
そのためには、組織の拡大が不可欠です。
現在は30名弱の体制ですが、5年から10年後には100名体制を目指しています。
まずは50名を目標に、人材の採用と育成に力を入れています。
また、西東京や千葉への支社展開も計画中です。
各地に支社を設けることで、より地域に根ざしたサービス提供ができます。
支社長を中心にチームを組み、支社経営を強化していきたいですね。
組織拡大に伴い、ミスマッチによる退職者も出てくるかもしれません。
しかし、それも組織が成長する過程の一部です。
大切なのは、基盤をしっかりと固めながら、新しい風を取り入れていくこと。
これからもお客様に寄り添い、信頼されるパートナーとして歩み続けるために、挑戦を続けていきます。
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