【京都 蔦屋書店】谷本真理の作品展「ぶつ切り、潜水」を1月10日(金)より開催。イメージの塊を彫刻・陶・絵画作品で表現する。
2024年12月20日(金)16時16分 PR TIMES
京都 蔦屋書店(京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、谷本真理の作品展「ぶつ切り、潜水」を、2025年1月10日(金)〜2月3日(月)の期間に6F アートスクエアにて開催します。
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44532-1759201211.html
概要
谷本真理は、具象的なイメージや場面を描いた彫刻・陶・絵画などを手掛けています。それらは、自分の意志ではコントロールできない釉薬や絵の具の偶然性がもたらす多様な表情が特徴です。谷本は、釉薬の反応の違いや表情の変化、描くイメージ、造形まで、様々な要素が塊として頭の中に浮かんでくるといいます 。
その思考のリズム感と制作中の感覚を「ぶつ切り、潜水」と表した本展では、今までほとんど使うことがなかった化粧土(※)を用いた新作を発表します。赤土の上から白い土で化粧を施し、白い部分と素地の色の差を活かした絵付けをすることで、同じ陶器の表面上に異なる質感が生まれます。手のひらサイズの小作品から高さ約60cmの大型作品まで約30点を展示します。
※化粧土…成形につかわれた土とは異なった質と色の化粧掛け用の土
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1014/58854-1014-3c3ab92ce0e8d18c2cfcf3c1ec4b146d-1888x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]《Pansies》ceramic/φ100× H165mm/2024[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1014/58854-1014-b2088b4d8f92ae0c4ebb17e295e6808a-1949x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]《雨降るところ》ceramic/W120×D130×H130mm/2024[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1014/58854-1014-c3d6401ee41794695595a04213cbb5af-1867x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]上から時計回り:《あの鳥》W65×D20×H75mm、《Tree woman》W50×D20×H50mm、《みどりの鳥》W65×D20×H48mm、《暗闇にて》W48×D20×H30mm
アーティストステートメント
タイトルにある『ぶつ切り』とは、私の思考のリズム感であり、『潜水』は制作中の感覚を表している。作りながら現れる自分の思考パターンや癖が今回の作品に反映されている。
たまに作品に描かれているモチーフやイメージソースの由来を聞かれることがあるが、自分でも説明がつかず煮え切らない説明をもごもごと言うことが多い。いつもなんとなくパッと思いついたモチーフをバッと描き出し、そこから連想ゲームのように続いていくのだが、その連想は川の流れのような滑らかさではなくて、ぼつ、ぶつ、どんっ!と塊のようなイメージがぶつ切りで現れる。これは制作中に限らず普段の暮らしの中でもそうで、小さな断片と言うよりはある程度の大きさになったものが思いつきやアイディアとして浮かんでくる。浮かんだ頃にはもう既に塊になっているので、なぜこうなったのかと問われると説明が難しい。もう最初からそうだったんですよとしか言いようがない。輪切りや千切りのようなお行儀のいい切り方ではない。切る前の原型が分からないような、どんどんどん!という勢いのあるぶつ切り、それが頭の中にたくさん用意されている。
頭の中は忙しいが、作っている時は水の中に潜っているような感覚。いつもより少し静かで、暑くも寒くもない。水に潜り終わったら、いつの間にか頭の中の塊がひとつ消えている。
谷本真理
プロフィール
谷本真理
1986年兵庫県生まれ
2012年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
【近年の個展】
2023年「デイリー・セラピスト」(NADiff a/p/a/r/t、東京)
「Story Time」(PETER AUGUSTUS 、アメリカ) など
【近年のグループ展】
2024年「Micro Salon ミクロサロン」(CADAN有楽町、東京)
2024年「Art Rhizome KYOTO 2024『逆旅京都』」(RC HOTEL 京都八坂、京都)
2022年「ON-ものと身体、接点から」(清須市はるひ美術館、愛知)
2021年「Slow Culture」(@KCUA、京都)
2011年「新・陶・宣言」(豊田市美術館、愛知)など
販売について
展示作品は、会場にて1月10日(金)10:00より販売を開始します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では1月15日(水)13:00〜2月3日(月)18:00の期間に販売します。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131
※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
展示詳細
「ぶつ切り、潜水」
会期|2025年1月10日(金)〜2月3日(月)
時間|10:00〜20:00 ※最終日のみ18:00閉場
会場|京都 蔦屋書店 6Fアートスクエア
主催|京都 蔦屋書店
入場|無料
お問い合わせ|075-606-4525(営業時間内) kyoto.info@ttclifestyle.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/44532-1759201211.html
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1014/58854-1014-5e8363f7b865b3d5ead422aa86526f05-3000x2001.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]京都 蔦屋書店
京都高島屋S.C.[T8]5・6階に位置する京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。
住所|〒600-8002 京都府京都市下京区四条通寺町東入⼆丁目御旅町35 京都高島屋S.C.[T8]5・6階
電話番号|075-606-4525
営業時間|10:00〜20:00
※6Fシェアラウンジのみ、8:00〜22:00
HP|https://store.tsite.jp/kyoto/
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