【シネマ羅針盤】2018年、ハズせない注目映画はこれだ!<洋画編>

2018年1月4日(木)14時0分 シネマカフェ

『ブラックパンサー』 (C)Marvel Studios 2017

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2017年は『美女と野獣』の興収120億円超えをはじめ、『ラ・ラ・ランド』『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など作品の良さが評判を呼び、異例のヒットを記録するなど洋画復活を印象付ける1年に。その流れは2018年、さらに加速する予感です!

★マーベル映画の勢いが止まらない!
『ドクター・ストレンジ』を皮切りに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、『スパイダーマン:ホームカミング』(同作のみソニー配給)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』とマーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ(MCU)を舞台にした作品が、同じ年に4本も日本公開されたマーベル映画。


その勢いは2018年も止まらず、新たなヒーローが躍動する『ブラックパンサー』(3月1日公開)、最強チームが最恐の敵に立ち向かうシリーズ総決算『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)が相次いで、スクリーンを彩ることに。世界に平和は訪れるか?

★忘れちゃいけない巨匠、スピルバーグの新作が2作連続公開


どんなに時代が変わっても、“その先”を見据えて映画の可能性を追求し続けるスティーブン・スピルバーグ監督。40年を優に超えるキャリアは2018年、何度目かの絶頂を迎えようとしている。まずは、すでに賞レースの目玉となっている『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(3月30日公開)。トム・ハンクス×メリル・ストリープの豪華共演に加えて、「政治と報道」というタイムリーな題材が幅広い層の共感を集めている。


もう1本の最新作『レディ・プレイヤー1』は打って変わって、近未来のバーチャル空間を舞台にしたSFスペクタクル超大作。劇中にはガンダムをはじめ、日本のポップアイコンが多数登場しており、若い世代がスピルバーグ作品に触れる絶好のチャンスとなりそうだ。

★サマーシーズンは近年まれに見る豪華ラインナップ!
この夏公開される洋画は、例年にない豪華なタイトルが目白押し。その筆頭が「スター・ウォーズ」(SW)の世界を舞台に、誰もが知る“あの男”の若き日を描く『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)だ。近年、40代の監督がメガホンをとってきたSW映画だが今回、ベテランのロン・ハワード監督がどう演出するか? SF的センスには長けているはずだけど…。


国内興収95億円を記録した『ジュラシック・ワールド』の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)も胸アツなマスト作。新登場の恐竜はもちろん、火山島が舞台というこれまでにない斬新な設定にも注目したい。トム・クルーズの代名詞である『ミッション:インポッシブル』の第6弾(!)もこの夏公開予定。撮影中の負傷もなんのそので、再び華麗にミッションをクリアしてくれるはずだ。

★2018年最大の話題作、成否は“あの人”次第?


『ハリー・ポッター』シリーズと同じ魔法の世界を舞台に、原作者であるJ.K.ローリング自ら脚本を書きあげた『ファンタスティック・ビースト』の新作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』も楽しみな一作だ。

今回はロンドン、そしてパリの魔法界が舞台になるといい、魔法生物学者の魔法使いニュート・スキャマンダーらが、前作のラストで逃げ出したゲラート・グリンデルバルドを食い止めようと奮闘する。グリンデルバルドを演じるジョニー・デップに賛否あるようだが、果たして? つい先日、撮影が終了したばかりだが、前作が素晴らしすぎたので、ここは期待を胸に待つしかない!

★一足先におすすめ作を紹介
ここまで「日本では誰も見てない」作品の紹介となったので、次は一足先に鑑賞済みのおすすめ作を…。紳士なクマが大活躍するシリーズ第2弾『パディントン2』(1月19日公開)は、100点満点の傑作だった前作をはるかに上回る、いわば200点満点の大傑作! これ以上言うことありません。


賞レースの台風の目である『シェイプ・オブ・ウォーター』(3月1日公開)も映画ファンなら見逃せない傑作。その奇妙でありながら、ピュアで美しいラブストーリーは、ギレルモ・デル・トロ監督の新境地にして集大成だ。ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』(3月16日公開)は、同じリー・アンクリッチ監督が手がけた『トイ・ストーリー3』以来となるピクサーの傑作。本作を機に、ピクサーは本来の輝きを取り戻したと断言したい。

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