ラミレス、バウアーがDeNAに復帰したら「監督にとっては少し悩みの種」になると思う点とは

元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が昨年12月27日、YouTubeチャンネル『[ラミレス公式]ラミちゃんねる』で公開された動画「【電撃復帰へ】DeNAバウアー獲得!? 何勝できるか予想!! バウアー復帰への障壁とは!? 元監督ラミレスとガチファン鬼越の日本一DeNA笑撃討論会【鬼超トマホークコラボ(1)】」に出演。DeNAへの復帰が噂されるトレバー・バウアーについて語った。
○トレバー・バウアーの起用法に持論
2023年シーズンをNPBで過ごしたバウアーは19試合に登板し、防御率2.76、10勝4敗、130奪三振(130.2投球回)という優れた成績を残して退団。2024年シーズンはメキシコシティ・レッドデビルズでプレーした。
そんなバウアーの復帰説について、ゲストとして出演した鬼越トマホークの金ちゃんは「もちろん帰ってきてほしいです」と述べながらも、「中4日、中3日とかでも回れるじゃないですか。絶対にいてほしいんですけど、今年日本一になってしまったので、バランスが崩れてしまうんじゃないかという危惧もしている」と自身の考えを打ち明ける。
この意見に、ラミレス氏は「ベイスターズにはA・ジャクソンとA・ケイもいるよね」と助っ人外国人の名前をあげ、「今年彼らはとても活躍したよね。序盤はちょっと苦戦したけど、後半は素晴らしかった」と絶賛しつつ、「もちろんバウアーが加われば、ローテーションの一角で中4日で投げるよね!」「3人の外国人先発投手と、ファーストにはT・オースティンがいて、外国人の需要としては素晴らしいけれど、ただ3人の先発投手を外国人枠で使うことはチームのローテーションにどう影響するかな」と問題提起。
続けて、「他の先発投手陣はバウアーの中4日、5日というローテーションに合わせないといけないのが、監督にとっては少し悩みの種だね」と語りながら、「彼がすごく良かったら『どうぞ』って感じで、他の先発をローテーションして使うだろうね」「僕がもし監督なら、バウアーがとてもいいピッチングをしてるなら、もちろん起用したいよね」と、自身の見解を交えながら、好調なら積極的に起用するだろうと予想した。
【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。