綾野剛「思った以上に車は重かった」疾走、轢かれる場面も…『ヤクザと家族』本編映像

2021年1月12日(火)8時0分 シネマカフェ

『ヤクザと家族 The Family』(C)2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

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綾野剛舘ひろしが初共演し、『新聞記者』のスタッフが再集結した映画『ヤクザと家族 The Family』より、綾野さん演じる山本が攻防戦を繰り広げながら、町を疾走する迫力ある本編映像が到着した。



三部構成となる本作。今回到着したのは、最初の第一章、1999年パート。山本が、柴咲組と敵対する侠葉会の息のかかった売人から覚せい剤を奪ったことから、一触即発の逃走劇が始まるシーンだ。


映像では、商店街を歩く山本の元に悪友・細野(市原隼人)から一本の電話が入るところからスタート。突如、追われることになった山本は、アーケード通りや古びたアパートなどを疾走し、侠葉会のヤクザと攻防を繰り返しながらも逃げていく。さらに、通りに出た瞬間、車にはねられ、道へ倒れこむ様子も…。


撮影前から綾野さんと監督の藤井道人で話し合いながら作り上げられた山本というキャラクター。


金髪に真っ白なTHE NORTH FACEの上下と白いNIKEのスニーカーを身に着けた本シーンで、特に車にはねられる場面は、舘さんが「3テイクもやったの?」とビックリするほどリアルを追求した撮影だったようで、綾野さんも「怪我をしないようにイメトレして臨んではいるものの、轢かれる瞬間は思った以上に車は重かった」とふり返る。また現場では、綾野さんはリーダーシップを発揮し、演出だけではなく、撮影中に転んだカメラマンの怪我の手当まで率先してかってでていたという。


撮影を担当したのは、『新聞記者』を含む藤井監督作品に無くてはならない存在で、大学時代からの友人でもある今村圭佑。本シーンを含む第一章では、手持ち撮影をメインにしており、フィルムの生っぽさとざらつきを思わせる質感、陰影のコントラストがかつての香港ノワールのようなムードを醸し出している。


舘さんも今村さんの撮影を称賛しており、「藤井監督含む、撮影現場のスタッフたちが何一つ妥協していない。久しぶりに骨のあるハードボイルドな作品に出演出来て嬉しかった」と語っている。

『ヤクザと家族 The Family』は1月29日(金)より全国にて公開。

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