蓮佛美沙子、パティシエ役でお菓子作りを猛特訓! 吹き替えなしで演じ切る「楽しくて大変でした」

2025年1月16日(木)15時24分 マイナビニュース


女優の蓮佛美沙子が16日、東京・渋谷のNHKで行われた夜ドラ『バニラな毎日』(1月20日スタート 総合 毎週月〜木曜22:45〜)の試写会に、永作博美、木戸大聖、チーフ演出の一木正恵氏とともに出席した。
同名小説を原作とする本作は、大阪の小さな洋菓子店の厨房で、五感を刺激するお菓子の魔法がささやかな幸せを生み出していくスイーツ・ヒューマンドラマ。蓮佛が演じるのは、パティシエとして洋菓子作り一筋に生きてきた主人公の白井葵。白井は、永作演じる料理研究家・佐渡谷真奈美に巻き込まれて始まったお菓子教室で、心に痛みを抱えた人たちと出会い、自分自身を見つめ直していく。
蓮佛は「この作品が好きすぎて。こんなに胸がいっぱいになった作品は初めてでした。生きているといろんなことがありますが、この作品は私たちの人生をまるっと肯定して、1人じゃないだよと抱きしめてくれるような人間讃歌のような作品になったと思います」と作品の魅力を紹介し、「そんな作品に私自身がすごく救われたので、頑張っている人とか、頑張れない人とか、頑張り方がわからない人とか、とにかく1人でも多くの方にこの作品を届けて、ドラマを通して仲間になれたらいいなと思っています」と熱く語った。
また蓮佛は「パティシエ役で、うまいうまいと言われている設定なので、本当に大変でした」と苦労を吐露。「最初監督からできなかったら吹き替えでもという話があったんですが、自分でやりたいという思いがあったので、クランクインする1カ月半ぐらい前からお菓子稽古をしていただいて、道具もお借りして持って帰って、ほぼ毎日、1カ月半ぐらい何かしら触って練習するようにしていました」と説明し、「本番は緊張して、数に限りがあるので、あと1個ですとか言われたこともありましたが、何とかギリギリすべてのシーンを自分でやることができたので安心しています。楽しくて大変でした」と振り返った。
自炊はしているという蓮佛だが、「お菓子に関しては、すべてをぶち込んで焼く系のお菓子しか作ったことがなかったので緊張しました」とのこと。また、「終わった後にお借りしていた道具をスタッフさんからいただいたので、何を作ろうかなと考えています」と述べ、「今回現場で本当にどのお菓子もおいしすぎて、1週目のタルトタタンは個人的に衝撃で、先生にレシピをいただいたので、これから(お菓子作りに)目覚めようかなと思っています」と声を弾ませた。
チーフ演出の一木氏も「本当にすごく頑張ってくださって誠心誠意練習してくださって、1カットも吹き替えはない。手元しか映ってないところでも全部白井さん」と断言。「お稽古もあったし、毎週スタジオでも必ず早く来ていただいて、こんなにやる必要あるのかなというぐらい製菓稽古の時間を2時間ぐらい、リハーサルの前に必ずやって作り上げていただいたので、立ち姿からすべてきれいです」と語っていた。

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