松下洸平＆松下優也、お互いの尊敬できる部分を告白「数え切れないくらいあります」

俳優の松下洸平と松下優也が23日、都内で行われたミュージカル『ケイン＆アベル』開幕記念会見に共演の咲妃みゆ、知念里奈、愛加あゆ、益岡徹、山口祐一郎と共に出席。本作の見どころや、お互いの尊敬できる部分を明かした。

　本作はイギリスの国民的作家、ジェフリー・アーチャーのベストセラー小説を原作に、音楽にフランク・ワイルドホーン、脚本・演出にダニエル・ゴールドスタインといった世界的クリエイターを迎えた期待作。ウィリアム・ケイン役を松下が、アベル・ロスノフスキ役を松下が演じる。

　本作の見どころを洸平は「とてもフレッシュなところだと思います」と告白。「長い歴史を背負った作品の素晴らしさももちろんありますし、ミュージカルの中で長く愛されている作品も多くある中で、我々が今回やっていることって誰も見たことがない、やったことがないこと。すごく新鮮ですし、フレッシュです」と説明した。

　お互いの尊敬できるところを、洸平は「本当に数え切れないくらいあります」と回答。続けて「びっくりしたのは、（優也は）ずっと練習してます」と明かし「本当に、こんなに研究熱心で努力家な人は、僕はなかなかお会いしたことがない。側にいる身としては、刺激を受けましたし勉強させてもらっています」とリスペクトを口にした。

　優也は洸平に関して「すごく周りを見てる。自分がやることが多いにも関わらず、人のお芝居もしっかり見てくれてるなということを感じています」とコメント。「『ケイン＆アベル』の稽古に入る前にもずっと他の撮影も入っていて、これだけやることが多いのに常に冷静。その冷静さにはすごく助けられています」と語った。

　また、優也は「稽古場ってどうしても新作ってなると、ある程度後半になってくると切羽詰まってくる時期ってあるかなと思うんですけど、まったくそういうこともなく」と述懐。「自分の気持ち的にも穏やかに進めたのは、きっと隣に洸平くんがいたからだと思います。最高の存在です」と感謝を伝え、洸平は「ありがとうございます」と頭を下げていた。

　ミュージカル『ケイン＆アベル』は、東京・東急シアターオーブにて1月22日〜2月16日、大阪・新歌舞伎座にて2月23日〜3月2日上演。