倖田來未 デビューも音楽番組に出られない!? クラブ巡業の下積み時代語る「テレビが見られなかった」
2025年1月23日(木)22時51分 スポーツニッポン
歌手の倖田來未(42)が23日放送のNHK「SONGS」(木曜後10・00)に出演。デビュー当時の下積み時代の4年間について語る場面があった。
倖田は2000年にデビュー。テレビに出演して歌唱することを夢見ていたが、事務所からは音楽番組への出演を控える方針を取られたという。「本格派ボーカリストとしてavexとしては推していきたいっていう。当時は私凄いテレビっ子だったんで、“デビューしたのになんで私だけテレビに出られへんねやろ…”って物凄く悔しくて。当時本当にテレビが見られなかったです」と語った。
プロモーションよりもステージで経験を積むことになり、デビューから約4年間、クラブで下積みをする日々。「本当エイベックスに入れば売れたも同然の時代だったんですよ」と語ると番組責任者の大泉洋から「当時の事務所は、みなさんバーッとテレビに出て売り出してたんですか?」と聞かれ、「浜崎あゆみさんもそうだし、EveryLittleThingもhitomiもDoAsInfinityも、もうみんな。avexは全員!なぜか私だけ」と不思議そうに話した。
また「自分の中では、思い描いていたデビューではなかった。(デビューは)ゴールじゃなかった。スタートやったんやってことにデビューしてから気付いて」と回想。
下積み時代は26時の本番までに銭湯とサウナで時間をつぶし、自らヘアメークをしてステージに上がっていたといい、それでも「やっぱね、あの時あってよかったと思いますね」と振り返った。
雨天開催のライブで観客が3人しか来なかったこともあったと明かし、「自分のためにチケットを買ってもらうことやったり、倖田來未という名前を覚えてもらうことがありがたいことやっていうのが、この4年間で凄く意味があった」と話していた。