主演・杉野遥亮が天才数学者役で減量&過酷な役作り! NHKドラマ『永遠についての証明』3.22放送 共演に竜星涼、関水渚

2025年1月30日(木)16時0分 クランクイン!

杉野遥亮が主演するNHK特集ドラマ『永遠についての証明』が、NHK BS8Kにて3月22日20時30分より放送されることが決定。杉野、共演の竜星涼、関水渚からコメントが到着した。

 若き数学者たちの葛藤と選択が想定外の結末を招く究極の青春ドラマが描く本作。原作は、圧倒的筆致で天才の青春を描き、第9回野性時代フロンティア文学賞(現「小説野性時代新人賞」)を受賞した同名小説。

 天才的な数学の才能を誇る三ツ矢瞭司(18)は、協明大学数学科に特別推薦生として入学する。そこで出会ったのは、同じく数学に秀でた熊沢勇一(18)と斎藤佐那(18)。3人は、数学という共通の情熱を胸に、難解な証明に挑戦しながら友情を築いていく。それは幼い頃から天才ゆえに孤独を感じ、誰とも心を通わせることができなかった暸司にとって、初めて他者と数学の喜びを分かち合える瞬間だった。

 しかし、暸司の圧倒的な才能が次第に思わぬ影響を周囲に与え、複雑な感情の波を引き起こす。熊沢は暸司に対する嫉妬を乗り越えようと別の数学理論に挑むことを決意し、佐那は数学以外の道を模索。次第にバラバラになっていく3人の関係を受け入れられない暸司は、数学だけを拠り所に、未解決の難問「コラッツ予想」に挑む。だがその挑戦の先に待ち受けていたのは、誰も予想しなかった衝撃的な結末だった—。

 主演は、集中的に減量し、過酷な役作りに挑んだ杉野遥亮。数学の天才・三ツ矢瞭司を演じる。協明大学数学科に特別推薦生として入学した瞭司は、幼いころから天才的な数学の才能に恵まれたことで周囲となじめず、熊沢たちと出会ってようやく自分の居場所を見つけるが、その才能ゆえに孤独へと追い込まれ…。

 共演は、大河ドラマ『光る君へ』の熱演の余韻冷めやらぬ竜星涼。竜星が演じるのは、瞭司と同じく協明大学数学科に特別推薦生として入学した熊沢勇一。瞭司の卓越した才能に惹きつけられるが、同時に嫉妬心も抱え、異なる道へ。しかし瞭司の残したミツヤノートに「コラッツ予想」の証明に関する記述を発見し、解明に挑むことで暸司と再び向き合う。天才・暸司を演じる杉野と、秀才・熊沢を演じる竜星は本作で初共演を果たす。

 さらに杉野と共に大河ドラマ『どうする家康』に出演して繊細な演技を披露した関水渚も出演。関水演じる斎藤佐那も、暸司と同じく協明大学数学科に特別推薦生として入学。サバサバした性格でマイペース。瞭司や熊沢と共に難解な数学の証明に取り組む中、瞭司の天才的な才能に触発され、数学に固執することなく、自分の新たな可能性を模索し始める。

 三ツ矢瞭司を演じる杉野は「これを書いている今はまだクランクイン前で、瞭司の苦悩や喜びや葛藤というものをどう表現していこうかと試行錯誤していますが、オファーをいただいた時に瞭司の生きづらさを表現できることにワクワクしました。胸に残る作品をみんなで作れますように。よろしくお願いいたします」と意気込みを。

 熊沢勇一役の竜星は「はじめて原作の小説を読んだ時、文字に心の中の燃えたぎる情熱のようなものが乗っかっていて、こんなにも心が痛くなったのは久しぶりでした。夢や嫉妬、孤独や劣等感など、それぞれの想いが交差して生まれた葛藤がとても美しくも儚い青春そのものでした。数学を愛し、翻弄されていく人間たちの甘酸っぱい青春を体現したいと思います。ぜひお楽しみに!」とコメント。

 斎藤佐那役の関水は「10代の純粋さと真っ直ぐさがそのまま爽やかに描かれた作品で、あっという間に台本を読み終えました。私が演じる佐那は、人の成功や幸せを嘘偽りなく素直に喜ぶことができて、“人は人、自分は自分”と受け入れることができる人です。自分の中にあった10代の頃の不器用さと真っ直ぐさを大切にしながら演じたいと思います。久々の青春の日々を先輩方と一緒に楽しく演じたいと思います!」と言葉を寄せた。

 特集ドラマ『永遠についての証明』は、NHK BS8Kにて年3月22日20時30分放送。

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