錦戸亮 阿部寛と共演も「画面に向かってずっと声を」約2畳の空間で10時間待機も「贅沢な気持ち」
2025年2月8日(土)12時26分 スポーツニッポン
俳優の錦戸亮(40)が8日、都内で行われた映画「ショウタイムセブン」公開記念舞台あいさつに出席。撮影現場での過ごし方を明かした。
同作公開まで非公表となっていた、爆破テロ事件の犯人を演じた錦戸。この日がイベント初参加となった。「僕自身ずっと出ているのに誰にも言えず、出てるのになと思って…。秘めていた思いをここで言えるのがうれしい」と万感の表情。主演の阿部寛からの「錦戸さんがいらっしゃってうれしい」という言葉にも、笑顔で応えた。
顔を出さずに声だけの出演シーンがほとんどだが、作品の緊張感を高める重要な役どころ。「錦戸さんが出てくるまでずっと僕らの芝居を付き合ってくださって、1日下手したら10時間とか映らないのに来てくださって…。僕らは現場の音聞こえてるけど、会っちゃいけないから、全然違う所にいるんですよ。そこをずっとお付き合いして、緊張感高めてやってくださったり、ありがとうございます」と阿部から感謝されると、照れくさそうに一礼。
「向こうの様子が、視聴者のようにずっと画面で見てます。その画面に向かって、芝居してる阿部さんに向かってずっと声をだしてました。それはそれなりに物凄い緊張感があります」。
撮影現場の2畳ほどの部屋で一人、寒さに耐えながら待機したこともあったようだが、「その間に阿部さんが出られてた“音楽隊”の映画をブースの中で一人でiPadでタブレットで見てました。それを止めて阿部さんと芝居するみたいなをやってて、凄い贅沢(ぜいたく)な気持ちでしたね」と待ち時間も大満喫。「でもちゃんとしてますよ!空いたところだけでしか見てないですからね」と強調し、会場の笑いを誘った。