『僕とロボコ』劇場版、マルチバースロボコ役は野沢雅子・千葉繁・上坂すみれ PV解禁

2025年2月10日(月)0時0分 オリコン

劇場版『僕とロボコ』のビジュアル

 3分アニメ『僕とロボコ』の長編映画となる劇場版『僕とロボコ』(4月18日公開)の追加キャストが発表された。様々な世界線から集まった“マルチバースロボコ”役を野沢雅子、千葉繁、上坂すみれが務める。あわせて【ロボコ(本格SFアクションの世界線)】のビジュアル&PVが解禁された。

 ロボコ(本格SFアクションの世界線)役を千葉繁、ロボコ(ラブコメの世界線)役を上坂すみれ、ロボコ(昭和ギャグ漫画の世界線)役を野沢雅子が担当。2024年12月に発表されたロボコ(王道バトルの世界線)役・田中真弓とロボコ役・主演松尾駿と合わせ、日本アニメ界でも類を見ない豪華声優陣によるロボコ役が集結する。

 本格SFアクションの世界線のロボコは、人類とロボットが戦争をくり広げる本格SFアクションの世界線からやって来たロボコで、常に緊張した表情を崩さない。千葉は「え?・・・何でここに?・・・エプロン姿って・・・男なの?・・・女なの??・・・ メイドなの???」と困惑し、「表情変化もほとんどなく淡々と喋るキャラクターなどこれまで数える程しかやってない私にとって、本格SFロボコは金星の路地裏で見つけた喫茶店のメニューに「カラシ蓮根」を発見したような喜びでした!!」と出演に喜び。

 ラブコメの世界線のロボコは、ラブコメの世界線からやって来たロボコで、なぜかよくつまずいて転ぶドジっ子メイドで、ハッピーなトラブルを巻き起こす。上坂は「もう、とってもかわいいですよね!誰もが一度は恋したラブコメヒロインの要素を全て兼ね備えているようなロボコです。私は以前アニメ版のロボコ役オーディションを受けていたので、まさかこんな形で演じられるなんて!と嬉しい気持ちでいっぱいでした!」と歓喜。

 昭和ギャグ漫画の世界線のロボコは、昭和ギャグ漫画の世界線からやって来たロボコで、懐かしのパワフルなドタバタギャグスタイルで、令和のテンポをぶっ壊す。野沢は「私、真面目なキャラクターより、どちらかと言うとこういうキャラクターの方が好きなんです。ノリすぎちゃうから抑えないといけないんですけどね(笑) 誰が見ても楽しめて、自然に笑いが出てくるのがいいですよね。」とにっこり。

 続けて「私は、こういう楽しい笑いがわくようなものは、事前に作ったら面白くないと思っているんです。やっぱり、その場で出てくる感情を表現したほうがセリフが生きるし、ぱっと見た瞬間にわあっ!てなる感じが大好きなんです」とお笑い論を語った。

 同作は、2020年7月6日より『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートした同名漫画が原作で、美少女メイドロボ「オーダーメイド(OM)」が一家に一台普及した時代が舞台。平凡な小学5年生・平凡人(たいら・ボンド)は、家でもようやく、念願のオーダーメイドを買うこととなり、心躍らせていた。しかし、家にやってきたのは、カタログと違うOMで…。最強のドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年ボンドの奇妙な日常が始まるドタバタギャグコメディー。

 コミックスは累計150万部を突破。テレビアニメが2022年12月より放送〜2023年6月にかけて放送され、1話3分アニメにも関わらず初回放送時にはX(旧ツイッター)のトレンド入り(7位)を果たし、ショートアニメながら圧倒的スピード感と情報量、人を傷つけることのない「優しい世界」を繰り広げたロボコたちの日常が描かれた。

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