決勝進出を決めるのは誰だ!?前期竜王戦挑戦者・佐々木勇気八段、“勝率9割”服部慎一郎七段らが準決勝に登場/将棋・朝日杯

2025年2月11日(火)10時13分 ABEMA TIMES

 第18回朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントは2月11日、東京都千代田区の「有楽町朝日ホール」で午前10時10分から準決勝2局の対局を開始した。

【映像】注目の準決勝2局 生中継中!

 準決勝一局目では、前期竜王戦挑戦者だった佐々木勇気八段(30)が登場。朝日杯は初めての準決勝進出となった。棋戦優勝は加古川青流戦、NHK杯の合計2回。今年度の通算成績は28勝18敗(勝率.6086)。対する近藤誠也八段(28)は、今期の順位戦B級1組で最終局を残して初のA級昇級を決めている。タイトル戦、棋戦優勝経験はなく、今期初制覇にかける思いは強い。振り駒の結果、本局の先手は佐々木八段に決定した。

 さらに、準決勝二局目には今年度成績驚異の9割(36勝4敗)で突き進む服部慎一郎七段(25)が登場。朝日杯5期目の参戦となった今期は、準々決勝で藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)を破り4強入りを決めたほか、順位戦ではB級1組への昇級を決めるなどその勢いは止まるところを知らない。全棋士参加棋戦で優勝杯を手にすることはできるのか。対するは、井田明宏五段(28)。4期目の参戦で初の“有楽町行き”となった。ベテラン・強豪を破った勢いそのままに、絶好調の服部七段から白星を飾ることはできるか。本局の先手番は井田五段。

 今期の朝日杯は、絶対王者の藤井竜王・名人、前年の第17回優勝者は永瀬拓矢九段(32)らがすでに姿を消しており、誰が勝っても初優勝となるフレッシュな顔ぶれとなった。第18回大会の決勝戦へ駒を進めるのはどの棋士か。注目の準決勝2局のゆくえから目が離せない。

◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で、優勝賞金は750万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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