2度の立てこもり事件を起こした男、10年ぶり対面の記者が感じた“出所後の孤独”

2024年2月11日(日)6時0分 マイナビニュース

日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’24』(毎週日曜24:55〜)では、『立てこもり犯からの手紙 出所→孤独→再犯、そして』(中京テレビ制作)を、きょう11日に放送する。
2022年、埼玉・川越市で人質立てこもり事件を起こして逮捕された男。それは10年前、愛知・豊川市で人質立てこもり事件を起こし、名古屋刑務所で服役していた男だった。
当時、取材に応じ、刑務所からの手紙には「更生」を決意したと書いていた男。なぜ再び凶悪な事件を起こしてしまったのか。
10年ぶりに対面した記者が感じた原因は、“出所後の孤独”だった。交流があった人へ手紙を出すも返信がなく、勤務先では過去を問われてなじめなかったという。
実は、記者にも男から手紙が来ていたが、異動していたこともあり返信せず、やりとりは途絶えていた。それが二度目の犯行の一端を担ったのかもしれないと思うと、後ろめたさを感じていた。
3度目の可能性について「半々」「ワンチャンあるかも」と話す男。二度と同じ過ちを犯さないために何が必要か。面会の記録や手紙のやりとりから男の心の変遷や置かれた状況を読み解くとともに、関係者の証言も含めて検証し、次の被害者を出さないための一手を追求する。

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