スズキヤ、ひまわり市場など、近年注目の「ご当地スーパー」。地場産の生鮮食品、ユニーク商品、格安商品…人気の理由とは
2024年2月18日(日)11時0分 婦人公論.jp
イメージ(写真提供:Photo AC)
全国展開していない地域密着型のスーパーを「ローカルスーパー(またはご当地スーパー、地元スーパーとも)」といいます。ローカルスーパーではその地域ならではの食材や食品、ユニークな商品を販売していることが多いため、近年では地元の人だけでなく、テレビや新聞、SNSを通じて知った他地域の人も訪れるなど注目が集まっています。
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ローカルスーパーの魅力
全国的に同じ商品を取り扱う大手スーパーとは異なり、多くのローカルスーパーは地域に密着したサービスや商品展開を行っています。
・ユニークな品揃え
ローカルスーパーでは、地場産の生鮮食品、郷土料理、地元企業とのコラボ商品など、大手スーパーでは取り扱いがないようなものが販売されていることが多くあります。
中には特定のローカルスーパーにしか商品を卸さないお店もあるため、他では見られない珍しい商品を見つけられるかもしれません。
・SNSでの情報発信が盛ん
お店によってはX(旧Twitter)やInstagram、TikTok、YouTubeなどを積極的に活用して情報発信を行っています。
その日の目玉商品や商品の入荷・在庫状況、セールの告知といったお得な情報だけでなく、ダンス動画を配信したり、見た目のインパクトが強い商品を紹介したりと、ユニークな投稿を行うお店も目立ちます。SNS時代ならではの集客戦略といえそうです。
・商品の価格が安い
ローカルスーパーでは生鮮食品やパン、お弁当などが破格の安さで販売されていることがあります。近年は物価高が続いていることから、家計に優しいローカルスーパーを積極的に利用する人も多いようです。
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ローカルスーパーで買い物を楽しむには
・観光スポットとして立ち寄る
ローカルスーパーは観光地のように楽しむこともできます。販売されている商品に地域色が強く出やすいため、人によっては一般的な観光地よりも面白いと感じられるかもしれません。
SNSによると、「観光客向けのお店よりも名産品を安く買えるので、お土産探しに重宝している」といった声も。珍しいお土産を探せる穴場スポットといえそうです。
もちろん、すべてのローカルスーパーが珍しい商品を取り扱っているとは限らないため、観光で訪れる際は、事前に公式HPやSNSでどのようなお店かリサーチしてから向かうとよいでしょう。
・オンラインストアを利用する
ローカルスーパーによっては、実店舗だけでなくオンラインでも商品を販売している場合があります。そのため、場所が遠かったり時間が取れなかったりして行くのが難しいお店でも、手軽に商品を購入して楽しむことができます。
オンラインストアを展開しているローカルスーパーの例として、北海道の「相沢食料百貨店」や神奈川県の「スズキヤ」などがあります。
オンラインストアで商品ラインナップを眺めているだけでも、その地域の食文化や特色が垣間見られて面白いですよ。
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