目黒蓮「見てくださった方の中にちゃんと残ってくれた」『海のはじまり』TVerアワードドラマ大賞
2025年3月3日(月)5時0分 マイナビニュース
「TVerアワード2024」が3日に発表され、『海のはじまり』(フジテレビ)がドラマ大賞を受賞した。
総再生数7,200万を超える大ヒットとなった『海のはじまり』は、“親と子”のつながりを描いた愛の物語が話題に。受賞を記念し、TVerオリジナルエピソード『兄とのはじまり』全4話を含む『海のはじまり』全エピソードが期間限定で配信される。
主演の目黒蓮の受賞コメントは、以下の通り。
——「TVerアワード2024」ドラマ大賞の受賞、おめでとうございます。まずは、受賞の感想をお願いします。
本当にすごいことだと思います。撮影している瞬間は「ただ視聴者の皆さんの心が動くような作品を作ろう」という思いだけでしたが、この賞をいただけたことで、見てくださった方の中に『海のはじまり』がちゃんと残ってくれたんだなとひとつの証明のようなものを感じられました。僕自身、バラエティやドラマなどジャンル問わず、見逃してしまった番組はTVerを使って見ています。TVerって気に入った番組に「いいね」を付けられる機能があるじゃないですか。この間、同期の原嘉孝が出演していた番組を、配信開始されてすぐにTVerで見て「いいね」を押したのですが、僕が1番目でした(笑)
——TVerアワード2024受賞を記念して、TVerでは本作をアーカイブ配信しますが、目黒さんご自身が好きな『海のはじまり』のシーン、TVerであらためて見返したいと思うシーンはありますか?
たくさんありすぎて悩みますね……! ひとつ挙げるとすれば、第1話で海ちゃんが夏のアパートに来て、水季の動画を見せ合うシーン。実は、あそこで海ちゃんが見せてくれた動画は、本当に“初めて見るリアクション”を撮ってもらいたくて本番まで見ないようにしていて。あの動画を見た一番最初のリアクションを撮ってもらいました。さらに監督もその反応をしっかり収めようとしてくださったのか、本来カットをかける場所でカットがかからなかったんです。撮影チームやスタッフの皆さんもそれを感じ取って、カメラを長回ししてくれて、打ち合わせをしていないのにお互いの思いを感じ取った瞬間でした。まさに阿吽の呼吸ですよね。全員の呼吸が合わさったシーンだったので、いちばん印象に残っています。
——TVerで『海のはじまり』をご覧になったユーザーの皆さんや、これからご覧になる皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
日頃、当たり前のように感じていることを、あらためて「当たり前じゃない」と感じてもらえる作品です。『海のはじまり』では、夏が水季に「人間ドックに行ってみたら?」と声をかけていたら、先の未来が変わっていたかもしれません。今自分が過ごしている日常、近くにいてくれる人は、これから先も「当たり前」にあるものではないかもしれない。そんな風に何かを感じて、考えてもらえるきっかけとなれば、僕はもちろん『海のはじまり』を作るにあたって全力を注いできた全員が報われます。そんなメッセージが伝わったらうれしいです。
○■【TVerアワード2024】受賞番組
ドラマ大賞『海のはじまり』(フジテレビ)
バラエティ大賞『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ)
アニメ大賞『名探偵コナン』(読売テレビ)
特別賞『夫の家庭を壊すまで』(テレ東)
特別賞『GTOリバイバル』(カンテレ)
特別賞『アメトーーク!』(テレビ朝日)
特別賞『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)
特別賞『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ)
特別賞『ラヴィット!』(TBSテレビ)
特別賞『それSnow Manにやらせて下さい』(TBSテレビ)
特別賞『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日)
特別賞『ダンダダン』(毎日放送)
特別賞『相席食堂』(ABCテレビ)
特別賞『かまいたちの知らんけど』(毎日放送)
特別賞『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)
特別賞『かまいたちの掟』(山陰中央テレビジョン放送)
「TVerアワード」は、前年1月1日から12月31日の間にTVerで配信されたすべての番組を対象に、年間を通じた総再生数を基準として各部門の番組を表彰するもの。TVerでは、受賞番組を期間限定・無料配信する。
【編集部MEMO】
『海のはじまり』と同じチームで制作され、目黒蓮が出演した『silent』も「TVerアワード2022」でドラマ大賞を受賞している。