山本昌、“代名詞”スクリュー習得秘話「そしたら変化したんですよ」

2024年3月4日(月)10時30分 マイナビニュース

元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が2日、YouTubeチャンネル『ミスターパーフェクト槙原』で公開された動画「【星野だ! 帰ってこい】メジャー寸前で無念の帰国! プロ5年目突然のブレイク秘話【第5話】」に登場。代名詞のスクリューボールを実戦で初めて投げたときの裏側を振り返った。
○スクリューボールとの出会い
山本氏は「内野手が2人、外野でキャッチボールしてたんです」と切り出し、「手前の内野手が、遊びでスクリューを、シンカーみたいなボールを投げたらめちゃめちゃキレるんですよ。『すげえな』と思って眺めて、フラフラ近づいて行って『教えて』って」『おお、いいよ』って教えてくれたのを1球投げたんです。そしたら変化したんですよ」と、野球留学中の一幕を回想することに。
続けて、「その2日後に敗戦処理をやったんですね。ボロ負けしてる時に『ヤマいくぞ』って言われて準備して。最後に『あのボール1球投げてみよう』と思ったら、ストライクが入って、『おっ!?』ってなって」「マウンド行って、キャッチャーに『今日、新しいボールあるからチャンスあったらサイン出して』『OK』って」と、実戦で投げることになった経緯を説明。
さらに、「そしたら2アウト2、3塁、2ストライク2ボールの大ピンチでそのサインが出たんですよ。4番で右バッターで、黒人で背の高いやつに。『ウソだろ?』『俺の英語通じなかった?』って思って(笑)!」と笑いを誘いつつ、「まあでも負けてるし、『いけ!』って思って投げたら三振しちゃったんです。人生スクリュー3球目」「いけるかもって思って、そこから一生懸命スクリュー練習したら、どんどん敗戦処理の成績が良くなって、そしたら今度先発がケガして一気にローテーションに入って、そこから7月の終わりのオールスターに選ばれて。シングルAの」と、しみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。

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